初めてのLive2D完成編。命を吹き込むその裏側。
見切り発車でスタートしたLive2Dうちの子モデル計画。
こちら無事完成し、動くようになりました~~~!!
どーーーーしてもMrs.GREEN APPLEさんのSoranjiに音ハメしたかったので、公式から音源が使えるショート動画になってしまいましたが……
(ワードプレスにショート動画を埋め込むと小さくなってしまうのどうにもならなくて、毎回見づらくて申し訳ない😞)
一分に結構気持ちよく纏められたと思うので、よければぜひ!ぜひ見てみてください!
動画内で紅が口パクして何を言っているかに関しては、わざわざ字幕を付ける事が無粋に感じたので、見た方それぞれの心の耳で楽しんで頂ければと思います。
そして以下、制作の裏側!
制作は基本的に、公式チュートリアルの手順にめちゃくちゃ忠実にやっていきました。
①イラストの用意
②表情の動きつけ
③体の動きつけ
④顔のXY(上下左右)の動きつけ
⑤物理演算の設定
イラストの用意は先日の記事でやった通りで、それをPSD化してLive2D Cubism(モデリングソフト)にインポート。
まずは目や口の開閉から始まり、体を揺らしたり、髪をなびかせたり、顔を上下左右に動かせるようにしたり……。
恥ずかしながらLive2D制作の事はほぼ何も知らなかったので、作りながら「ママ達ってマジで一つ一つ命を吹き込んでるな!?」とビックリしました。
そんな中特に難しいなと感じたのが、顔を左右に振る動作のモデリング。
デフォルト正面顔の状態から、左右を向いた顔の状態へとパーツを一つ一つ変形させていく作業です。
これが左右を向き切った状態だけバランスが良く見えてもダメで、左右に顔を振る過程のパーツバランス、さらに閉じ口や開き口等、口パーツが変形した時のバランスを取れているかまで考えなきゃいけなくて……。
その全てを違和感なく動かすのが本当に難しかったです。多分ここが一番時間かかった……。
慣れれば手早く出来るんだろうなとは思いますが、初制作では顔の左右振りが一番の鬼門でした。
口の動きに関しては、最初は閉じるか開くかしか無かったのですが……
そんな時に目に入ったのが、チュートリアルサイト内のこちらの動画
これを見て「こんなのあいうえお言わせてみたいに決まってるじゃん!」と火がつき、より喋りやすいお口へと進化!!
Oh……なめらか~~~!!(*´Д`)
子音は口の形に出ないから、母音の形をモデリングしてしまえば実質全ての発音が賄える。これは天才の発明すぎますね。
この動きがあれば、その気になったらお歌を歌わせる事も出来そうです。夢が広がるなぁ…。
そして最後の物理演算設定ですが、これに関してはノリと雰囲気で突き進んだので正直理解が及びきっておりません。(というか全体的に理解しきれてないみたいな所はある)
なんかこう、とにかく顔や体を傾けると、その動きにあわせて髪やアクセサリーも揺れるようにするっていう設定です。この設定画面プレビューでは呼吸や瞬きも自動でやってくれるので、一番「生きてる」感が出て楽しい部分でもありました。
とりあえず物理が出来なくても大丈夫な事だけは確認しましたので、私みたいな文系も一安心!
この後も次から次へとやれそうな事が出てきて一生完成しそうになかったので、とりあえずチュートリアルの流れを一通りこなし、その後どうしても手を加えたい部分だけは応用を取り入れて、ひとまずの完成といたしました。
↑モデルを動かすアニメーションに関しても、Live2D Cubism内で制作出来ました。
ですがあくまで「モデルに動きを付けるための編集機能」なので、アニメーションをつけたモデルを使って動画を作りたい場合には、別途動画編集ソフトが必要だなという印象でした。
そんな感じで、なんやかんや大変な事もありましたが、総じて楽しかったです!
(他の子のモデルも……作りたい……作りたい……)
42日あればとりあえず一体はモデリング出来ると思うので、これ読んで気になった方は是非大好きなお子さんをLive2D化してみようよ!
顔のXYだけはちょっと難しかったけど、それを加味しても意外とどうにかなるもんだし、何より自分のキャラが動くのマジで感動します。
私は今回一からイラストを用意しましたが、とりあえず試すだけなら手持ちのイラストをちょちょいと切り貼りしてモデリング用にパーツ分けしてもいいわけだし
うちの子大好き!な方であれば絶対楽しいと思います。
▶Live2D公式サイト
▶チュートリアルサイト
それでは、閲覧ありがとうございました!