休日ホットケーキ(紅&ユキ)

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アイドル世界線のユキちゃんと紅が、オフの日にホットケーキ食べてダラダラするお話のボツ作品です。紅の隠れ好物はホットケーキ。

書きたいシーンを突発的に書く事が多いので、こういう風に放置されている文章が沢山あります。中途半端な所で終わっていますが完成はしなさそうなので、ここで供養させて下さい。


 気泡がぷつぷつ弾ける音。甘くて香ばしい香りが、昼下がりのキッチンに漂っている。
「紅さん、クリームと果物も乗せます?」
「いらね。バターとシロップだけのヤツがいい」
「はーい」
 フライパンの上には、まあるく焼き目がついたホットケーキ。程よい厚みで形もきれい。我ながら上手く出来たとほれぼれする。立ち上るいい匂いを肺いっぱいに吸い込んで、何とも言えない懐かしくて優しい気分に浸っていると、スマートフォンのタイマーが焼き上がりの時間を知らせてきた。
 既に一枚出来上がっているホットケーキの上に、完成したばかりのもう一枚を重ねる。大きさもちょうど同じくらいでなかなかの出来栄えだ。予め切り分けて常温に戻しておいたバターと、メープルシロップを乗せたトレイと共にテーブルに運ぶ。
「めっちゃいい匂いする」
 と、文字通り匂いを嗅ぎつけて、ごろ寝しながらスマートフォンを弄くっていた紅さんが起き上がった。ご要望の品を前にして、待ってました~♡ なんてにこにこ笑う表情が、子供みたいで可愛かった。アクセサリーを全部外し、髪を雑に一つ括りにして、ダボ付いたTシャツと下はパンツのみの完全オフスタイル。普段洒落っ気を出すのが好きな紅さんの、いわゆるすっぴんみたいなもんだろうか。俺はこの、だらしない格好でぼけ~っとしてる気の抜けた紅さんが、結構好きだったりする。
 今日は珍しく俺と紅さんのオフが重なった。俺はありがたい事にアイドルとして忙しくさせて貰っているし、紅さんは一応社長業をやっている上に公私問わず交友関係がだだっ広くて一つ所に留まらない。だから丸一日何もない日が重なる事はそう多くない。
 そしてこんな日に家に上げてくれる事、側にいるのを許してくれる事、これは紅さんからの寵愛の印なのだと俺は知っている。
 紅さんは社交的で、人と一緒に居るのが好きで、賑やかな場所が好きで、チヤホヤされるのが好きで、でもその一方で神経質で、気まぐれで、自由を奪われるのが嫌で、むやみやたらと触られたくはない。この大魔王様は、面倒くさくて気難しいのだ。こう見えて実は。
「いただきまーす」
 バターとシロップがたっぷり染み込んだホットケーキが、一口大に切り取られて口元に運ばれる。礼儀やマナーは犬に食わせていそうな顔をしているくせに、紅さんは意外と綺麗にフォークとナイフを使う。人とお近づきになるために役立つ技能は履修済みなのが、何ともこの人らしい。
 歯列の奥にピンク色の口内が覗く。唇がフォークの先っちょを咥える。しばらく咀嚼した後、喉仏が上下に動く。口の端についたシロップを、赤い舌先が舐め取った。
「……なぁに? そんなにジロジロ人が食ってるとこ見て。ユキのエッチ~♡」
 そう言われ、洗い物をしながら一連の動作を目で追っていた事を初めて自覚した。
 
「ゆーき♡」
 お腹を満たした後、ソファにふんぞり返る紅さんが、チョイチョイと自身の股座を指差した。悪戯臭い表情とジェスチャーで、すぐさま言わんとする事を悟る。
 実はホットケーキを焼いている最中に、「ちょっと醤油取って~」くらいの気軽さで「飯終わったらフェラして~」なんて身勝手なリクエストをされていた。その時はいいとも嫌だとも言わず聞こえないフリをしたのだが……。
「あんた俺の事、便利な家政婦兼デリヘルだと思ってません?」
「ンな事言ってぇ、今日何かと俺の事エロい目で見てんのユキの方じゃ〜ん。紅さんが気づいてないとでも思ってました〜?」
 指摘されて口ごもる。何せこの人下はパンイチのままダラダラゴロゴロしているものだから、あちこち際どくて目のやり場に困る事は多々あった。
 結局俺はそれ以上何も言わず、大人しく紅さんの足元に腰を下ろした。パンツを少しずらすと、萎えて柔らかい状態のナニが顔を覗かせる。
「……全然その気ないじゃないっすか」
「うん、だから勃てるトコからよろしくぅ♡」
 いけしゃあしゃあと言ってのけ、煙草を咥え始める紅さん。食後の一服を楽しみつつ俺の動向を伺っている。どうやら本日は徹底的にご奉仕させるスタンスでいくらしい。
 やる気のないちんぽを持ち上げて、ふにふにと唇を押し付ける。生ぬるくて柔らかい感触が返ってくる。
「いんや~絶景かな絶景かな♡ 別嬪さん侍らせてメシ作らせて、その後ちんぽの世話までさせてんだから贅沢な休日だよなぁ♡」
 残念なエロジジイみたいなセリフが降ってきて、何言ってんだこいつってムカつくと同時に、紅さんに別嬪さんて言われて喜んでしまう自分が居た。
 先端をチロチロと舐め回すと、自然と唾液が溢れてくる。舌先から零れ落ちるそれを塗り広げながら、少しずつ亀頭を口内に誘っていく。なるべくエッチな音を立てながら、先っぽを出したり入れたり。唇でヌルヌル扱いていくと、竿がひくんと震えて芯を持ち始めた。
(あ……硬くなってきたぁ……♡)
 それを皮切りに、根本から徐々に硬度を持ち始める肉の棒。ちらりと上目で紅さんの顔色を伺うと、煙草の煙越しにじいっとこちらを見つめる瞳と目が合った。瞬間、また目の前のちんぽが律動する。
「あー……かわい……♡」
 薄く笑んだ表情で、先程よりも少しだけ湿り気を帯びた声でそんな事を呟かれて、紅さんに対して死ぬ程チョロくて単純な俺はまたも嬉しくなってしまうのだ。
 涎を溜めた口内に根本までを誘って、上下にちゅぽちゅぽ抜き差しする。たまに先っぽを重点的に舐め回しながら竿を手コキで気持ちよくして、それから全体をすっぽりと咥え込む。そうしているとちんぽは完全に勃起して、先っぽからしょっぱいヌルヌルも滲んできた。気持ちよくてエッチな気分になってくれているのが良く分かる味を感じて、太ももがモジモジと動いてしまう。
「なぁに? ユキちゃんフェラしてるだけで気持ちよくなってんの?」
「ッ♡」
 と、腿を擦り合わせる動きを目ざとく見つけた紅さんが、足の裏を俺の股間に押し付けてきた。熱を持ち始めた場所をやんわりと捏ねられる動きを感じながら、口淫は続く。
「ユキはほんっと、素直で献身的でスケベで可愛いなぁ♡」
 股間全体を円を描くように刺激して、それから指で器用にちんぽの形を探り当て、浮き立たせるように上下に撫でてくる。気持ち良くて、でもズボンが窮屈で、知らず知らずのうちに俺の腰も揺れ始める。
「生意気な口きくクセに俺のお願い何でも聞いてくれるし、こうやってすーぐエロい気分になっちゃうし~♡」
 その通りではあるのだが、図に乗っている紅さんにやりたい放題されるのは癪で、負けじと口淫に熱を込める。すると上から息を詰める音と含み笑いが聞こえてきた。
 

↑ちなみにこのラクガキから書きたくなったヤツです。

ここからキスすると煙草の味の奥にメープルシロップの甘い味がするのとか、ユキちゃんが犬みたいに興奮してるのをめちゃくちゃ愉快そうに眺める紅さんとかが書きたかったんだ……。

この後も紅がひたすら意地悪してユキちゃんをヒンヒン言わせるくれゆきでもいいし、最終的に我慢ならなくなったユキちゃんが下剋上して紅に駄犬呼ばわりされるゆきくれでもどっちでも美味しいと思ってるんだ……。その辺りはあなたの頭の中で都合のいい方に補完してくれよな……!つまり百合ホモ最高……!!

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