妻の勃起を世話する事になりまして―立場逆転とろとろセックス♡―
2018年3月にpixivに投稿したものです。都合よくフタナリになった妻×それに性的な意味で振り回される月影さん。逆アナル注意。
分類的にはNLなのかもしれませんが、男×女要素はほぼ皆無。終始妻のナニに夫が攻められているだけです。♡喘ぎ満載の、逆転とろあま夫婦セックスです。
夜の帳が下りた午後八時。
ようやっと寝かしつけた息子の寝顔を微笑ましげに眺め、添い寝しながら一つ息をつく月影。妻は現在入浴中。なんとも平和な時間が流れていた。
が、そんな平穏をぶち壊すように突如近づいてくるやかましい足音が。
「月いいぃぃい!!」
勢いよく扉を開け放ち、絶叫しながら部屋に飛び込んで来たのは、風呂に入っているはずの華菜である。当然月影は目を丸くして飛び起きた後、口の前に人差指を立てた。
「華菜さん影縫起きちゃうっ」
「ンな事ぁどうでもいいんだよッ!ちょっとコッチ来いっ!!」
決してどうでも良くはないのだが、息子の睡眠をどうでもいいと言い放つ程に動揺している華菜の様子も気にかかる所ではある。華菜に引きずられ客人用の寝室に連れて来られた月影は、ベッドの上で正座して妻と向かい合うという、奇妙な体勢を取らされた。
「え、と・・・それで、何が?」
洗いざらしのべたべたの髪を拭きもせぬまま、むっつりと目を座らせて胡坐をかいている華菜に問い掛ける。しばし華菜は怖い顔をして黙りこくっていたのだが、腹を括った様子で勢いよく寝間着のワンピースの裾を捲り上げた。
夫婦とはいえいきなりすぎる大胆な行動に驚く暇もなく、月影は別の事実に目を丸くする事となる。
「こ・・・こんなの生えてきたんだけど・・・!」
華菜が神妙な表情になるのも無理はない。下着もなく曝け出された股の間には、本来女にあるはずのないものが、ニョッキリと生えていたからである。
「・・・え・・・華菜さんて・・・だ、男性だったんですか・・・?」
「子供まで産ませといてカマトトぶんな」
動揺のあまり口をついてでた月影の言葉を一瞬のうちに正論でねじ伏せ、困り顔で溜息を吐く華菜。
「今日の朝着替えた時には無かったはずなんだよ。でも体洗ってる時にアレおかしいなって気付いて、それで見てみたらこんな・・・」
説明を聞きながらも、無意識のうちに不思議な現象をマジマジと眺めていた月影なのだが・・・その後思わず、のんびりとした笑い声を零した。
「ふふ。でも、何だかかわいらしいですね」
そう、華菜のソレはお子様サイズ。皮を被った色の薄い陰茎(のような何か)がちんまりと生えている様子は、確かに不可思議ではあるのだが、どこか微笑ましくもあった。
「は?」
しかしその一言が華菜の琴線に触れたらしい。ドスのきいた低い声が聞こえ、月影はびくりと肩を縮こませた。
「アンタは、女房がこんな事になってるってのに何を呑気に・・・」
「ご、ごめんなさい!」
「大体嫁の股見てホッコリするって何だよ!普通はムラッとする所だろぉ!?アタシに色気が無いってバカにしてんのか!?」
「えええ!?そんな事言ってませんよ!?」
童顔で色気のない見た目にコンプレックスを抱いている華菜は、正反対の月影が羨ましいらしく、何かと言ってはこのように食って掛かる。
「じゃあ舐めたい?」
「へ?」
「ムラッときたんだったら、コレ、舐めたいよな?」
「・・・????」
もはや藪から棒ですらある理論にガチで疑問符を浮かべる月影を尻目に、華菜は面白い事を思いついたとばかりに悪戯っぽく笑ったのだった。
(・・・何でこんな事に・・・)
股を開いてベッドに腰かける華菜の前に座り込み、股間のナニに手を添えて、月影は困惑の意味も込めて視線を上に寄越した。
ニヤニヤと楽しそうに笑う顔を見るに、どうやら止めようという気はないらしい。面白そうな事を見つけたら止まらない妻の性格を月影はよく知っている。ここは大人しく従って、ワガママ姫に納得して頂くしかない。
意を決し、ぱくりと、陰茎を口に咥えた。
簡単に口内に収まるサイズのそれを、勝手が分からないながらも舌で転がしてみる。抵抗が全くないと言えば嘘になるのだが、あくまで華菜の体の一部である事に変わりはないので、思いのほか嫌悪感は無い。
んふふ。頭の上から、愉快そうな笑い声が降って来る。
「ヘタクソ。もっと口の中に涎溜めてからおしゃぶりするんだよ」
言っている事とは裏腹に、声色はとてもご機嫌だ。優位に立っているのが嬉しくて仕方ないのだろう。さすが生まれながらのお嬢様気質。
一度口を離して、もごもごと舌を動かし、言われる通りに口内を湿らせた。その間も、上からじっと視線を注がれているのが分かる。ややあってから顎を掬われ上を向かされ「見せて」と命じられる。
華菜の表情はお遊びから一転して、色情を感じさせるものになっていた。その空気に中てられて、月影にもちりりと燻りが生まれる。
てらてらと濡れる口内を晒してみれば、顔の前で陰茎が、ぴくりと脈打ち硬度を持ったのが分かった。
「絶対気持ちイイやつだ、コレ・・・」
熱っぽく零した華菜は、今度は自分から、腰を突き出して月影の口にハメ込んでいった。
(あ・・・大きく、なって・・・)
唾液のたっぷり絡まった舌で愛撫すると、小さかったものも徐々に質量を増してくる。妻が感じている証拠であるそれはやはり悪い気分はしないもので、月影の動きにも徐々に熱が籠っていく。
ふうふうと息を吐く華菜が、月影の髪を掴んで掻き混ぜた。
「おいこら。下手くそぶったくせに実は上手じゃあないか。どこで覚えてきたんだい?」
覚えるも何も、こんなもの初めてに決まっている。咥えながらも華菜を見上げて目で訴えると、口の中のペニスが大きく脈打つのが分かった。
「ん゛ッ!?」
「あーもうっ!ごめん月!止まんない・・・ッ♡」
瞬間、華菜に後ろ頭を押し付けられて、無理矢理根本まで咥えこまされる。その間もどんどんと大きくなっていく陰茎は、当初のサイズからは想像もつかない、ずっしりとしたモノに変貌していった。
(ちょっ・・・これ、おかしい!何でこんなに大きく・・・!口一杯になってる!喉まで、ゴリゴリってされて・・・!)
既に普通の成人男性か、もしかしたらそれ以上になっているかもしれない欲望の塊が、無遠慮に月影の口内を犯していく。
要領を得ていない初めての口淫だというのに、図太い肉棒でのイマラチオで喉奥まで蹂躙されて、えづきそうになる苦しさと酸欠で頭がクラクラし始める。目を潤ませた月影が、せめて喉奥から非難がましい声を漏らすが、初めてのペニスから得る快楽に夢中になっているらしい華菜は止まらない。
(だ、だめっ・・・!苦しい、のに・・・道具みたいにされてるのにっ・・・!華菜さんが気持ちよくなってくれるの・・・嬉しく、なってる・・・!♡)
頭を上下させる手の動きに加わって、さらに華菜が腰を前後に入れ込み始めた。喉奥を緩めて、歯が当たらないように注意して、慣れないそれを懸命に受け止めようとする。
「ふ♡ぅ・・・♡やばっ・・・一瞬でコツ掴みやがってっ・・・バカにしてたちんぽで、オーラルセックス教え込まされちゃったなぁ?」
「ん、んぐッ、ぐ♡ぅ♡んんんっ♡」
「月は~、何だかんだ言ってもアタシにご奉仕するのがだーい好きだからぁ~、お口のまんこ使われるの、堪んないだろぉ?ほら、もっと裏筋にベロ押し付けて、ちんぽ包んで扱き上げるんだよっ♡」
言われるままに、裏筋に舌を押し付け、竿を包み込むようにすぼめてみる。どくどくと脈打つ血管が、熱を持った剛直が、舌の表面を執拗に擦っていく。形こそ違うにせよ、味蕾が感じ取る味は華菜のもので、それがまた興奮を煽る。脳をとろけさせる。
「あっ・・・すっごい上手っ♡アンタ絶ッ対才能ある・・・!!♡」
それは本来一ミリも嬉しくないはずの褒め言葉だが、今しがた言われた通り華菜に対してはご奉仕気質、さらにこの倒錯的な状況に中てられている月影にとって抜群に効果的な褒め言葉だった。もっともっと喜んで貰いたくて、華菜の動きに合わせて自分も頭を前後に動かしてみる。クウ。上から、喉の奥で小さく鳴く声が聞こえた。情欲が刺激され、こっそり、腰を揺らめかせてみたり。
「ぐっ!?」
と、そんな風に気分が上がってきた所で、突如物凄い力を込めて、頭を下っ腹に押し付けられた。口の中でびくびくと竿が痙攣し、何が起こるか理解するとほぼ同時に、喉奥に粘液が吐き出される。
びゅるっ・・・びゅるっ!びゅっびゅっ!びゅ~~~!!♡
「んんんっ・・・!♡なに、これっ♡きもちぃっ・・・!!♡」
「ッ、っ・・・~~~~!!!」
予告も無くびちゃびちゃと打ち付けられるソレは、初めての月影にとって到底受け止めきれるものではなかった。
「げっほっ!!ケホッ!!かはぁっ・・・!!」
「ちょっ!いきなりそんな離したらっ・・・!!」
堪らず口から引き抜き、顔を背けて大仰に咳き込む。まだ射精途中のペニスが勢いよく飛び出して、精液が、不可抗力で頭からぶっかけられる。
「げほっ!!げほっ!!けほっ!けほっ・・・う、う゛ぅ・・・!!」
涙ぐんで口から精液を零しながら、自分が吐き出した白濁液で汚れている。そんな夫の様子を見ていると・・・罪悪感よりも先だって、華菜の心には圧倒的な征服感が芽生えてしまった。おかげで、一旦萎えたはずのペニスが再び息衝き、またしても図太さを取り戻していく。
「ちょっ・・・ええっ!?何で!?何でまたおっきく・・・!」
「月、ピンときた。アタシこれの戻し方分かったわ」
「へっ?」
「童貞捨てる事」
「はっ?」
「童貞捨てる!つまりセックスすりゃあ元に戻る!!この意味が分かるか?」
「意味は分かりますけど言いたい事は全然分かりません」
「だからハメさせろっつってんだよ!!」
「どうやって!?無理に決まってるじゃないですか!あと女性がそんな手しちゃいけません!!」
握りこぶしを作り、中指と薬指の間から親指を覗かせる華菜の右手を、手のひらで覆い隠す月影。
「おい、さすがに男同士のカップルがどうやってセックスしてるかくらい知ってるだろ?」
「知って・・・ますけど・・・。でも私そんなのした事ないし、無理ですよ!」
「はぁ?ゲイセクシャルのボトム側が、最初からケツがまんこだったとでも思ってんのか?みんな最初は初めてなんだよ!!少しずつ努力して大人になっていくんだよ!!」
「ちょっといい事言ってる風にしてますけど、騙されませんからね!」
そこまで言い合って、埒があかぬとばかりに、華菜がおおきく嘆息した。
「じゃあ・・・もういいわ。テキトーな女の子にハメてくる」
「!」
髪を掻き混ぜながらの投げやりな言葉に、月影の耳がぴんと立ち上がる。いや、立ち上がるような耳なんて無いけど、気分的な意味で。
「月は嫌なんだろ?あたしの体が元に戻る事より、自分のバージンの方が大事なんだろ?だったらその辺の女の子に頼んで童貞卒業するわ。ほんとは浮気なんてしたくないんだけど」
「そ、そういうワケじゃ・・・大体華菜さんの勘でしょ?ほんとにそれで元に戻るかどうかも・・・」
「アタシは愛する月のハジメテ貰いたいだけなのになぁ~~~。あーあ。あたしのハジメテも貰って欲しいだけなのになぁ~~~~!」
「ぅ・・・」
「これを言えば、月影は絆されるだろう」そんな言葉を並べ立てると、明らかに心揺らいでいる気配が返ってきた。膝の上で意味も無く指を擦り合わせ、視線を左右に彷徨わせて悩まし気にする月影の様子を、ニマニマとあくどく笑いながら見下ろす華菜。場は完全に彼女のペースに飲まれていた。
ややあって、月影が決心したかのように視線を持ち上げる。そして震える唇を開いて言うには
「い・・・痛くしないで、下さいね・・・?」
だそうだ。
女子か。
とはいえ、いくらなんでも未使用のアナルにいきなりずっぷりハメられるはずもない事は重々承知の上である。それに折角こんなに面白そうなものが生えてきたのだ。さっさとどうにかしてしまうよりも、どうせだったら目一杯楽しんだほうがいいに決まっている。
という訳で、その日は言質を取っただけでそれ以上の事はせず、じっくりと開発を進めてみる事にした。
どうやら華菜の股に生えたものは、思春期男子以上に性欲旺盛なブツらしく、風が吹いてもムラッときて勃起してしまう暴れん坊だった。なので月影が居る時は、その度に呼びつけて即尺させた。
勃起前からは想像もつかないようなずっしり重い血管バキバキのペニスを、仕事の前に一発ヌかせて、帰って来ても一発ヌかせて、寝る前にももう一発。休みの日なんてもう、影縫が大人しい隙を見計らってヤりたい放題である。おかげで旦那のフェラテクがめきめき上達した。絶対才能あっただろコイツ。しゃぶらせまくった自分の行いは棚に上げ、「華菜さん、もう飲めないぃ・・・♡」なんて股座からウルウルと見上げる月影に対してそんな感想を抱いた。そして甘ったれた口調とやらしいトロ顔のせいでまた元気になってしまうので、そこからさらにもう一発口マンご奉仕をさせるまでがワンセットだ。
勿論、最終的な目標はアナルファックなので、そちらの開発も忘れない。本来の目的以外で一度も使われた事がない場所を、指は元より、ごっそりと仕入れた大人のオモチャで毎晩毎晩拓いてやった。最初は入り口の粘膜を弄ばれる快感を教え込み、それからナカをあばかれていく悦び、何より前立腺は特に入念に、しつこく時間をかけて虐め抜いた。
今日も、影縫が寝付いた後はずっとその時間だった。
「はーい、お疲れ~」
「ッ・・・♡」
ぬっ、ぽぉ♡
一時間以上みっちりと快感を覚え込まされたアナルから、もはや立派な男性器サイズといってもいいバイブが抜けていく。円を描くように首を振って胎内を蹂躙する仕掛けのソレをずっとハメ込まれていた肉壁は、ローションと腸液でぐずぐずに蕩けており、真っ赤に熟れて物欲しげに収縮を繰り返していた。
咥える物が無くなった秘所が切ない。取り上げられた肛虐による快感が名残惜しい。もどかしさを散らすように息を吐きながら目線を落とすと、すっかり興奮した状態の華菜のペニスが視界に映り込んだ。途端、期待に背筋が震え、開いたアナルがぱくぱくとオネダリを始めてしまう。
(華菜さん、の・・・ホンモノだったら、どうなっちゃうんだろう・・・♡)
「月ィ~、そんな物欲しそうなエロ顔で人のちんこ見つめちゃってぇ~♡さてはこれ、欲しくなってきたんだろ~?」
「ん・・・!♡」
そんな夫の視線に気づいたのだろう。嬉しそうに目を細めた華菜が、未だ射精していない月影のペニスに自身のそれを重ねて擦り付けた。慣れ親しんだ直接的な快感に喉を震わせる月影。快感を拾えるようになったとはいえ、さすがにまだ、後ろからの刺激だけイく事は出来ていない。
「ほら。二本まとめて握って。お手てまんこの中で、ぶっといちんぽ使って、カワイ~イ月のおちんちん、ぐちゃぐちゃにコいてあげる♡」
最初に言われた言葉をよっぽど根に持っているのか、何かにつけ華菜はペニスの大きさをひけらかして優位に立ちたがる。月影は至って標準的なのだが、普段は小さいくせに勃起するとやたらふてぶてしいサイズになってしまう華菜のものと並べたら、大抵のブツがカワイイものだ。
しかし・・・何故だろうか。ぱんぱんに張り詰めた重みのある竿を擦り付けられると、もうそれだけで体が大人しく受け入れてしまう。男であるが故に、同じ性として余計に「勝てない、敵わない」と強く感じるのかもしれない。
「ぁ・・・♡はぁっ、あぁ・・・んん・・・♡」
両掌で作った筒の中、脈拍を感じそうなくらい血管が浮き立った大きな肉棒で、ずりゅんずりゅんと扱き回され、疑似セックスで犯される。アナルからの刺激で興奮していたものの、ずっと放り出されて切ながっていた場所にとって、本能と肉体的な快感、二重の意味で一切逆らう事の出来ない快感だった。甘ったるい声が零れて止まらない。まるで、本当に女として抱かれているようだ。
「ヨさそーな声出して・・・えっろいなぁ、月・・・♡」
爛々と舌なめずりした華菜が、両手を月影の膝裏に宛がった。そしてそのまま体を折りたたむように下半身を持ち上げる。成人男性ともなればそれなりに重いはずなのに、華菜は意外と力がある。
「や、やだっ!華菜さ・・・これ、やっ・・・」
自身と華菜、両方のペニスが顔の上方にある体勢のまま、ガツガツと腰を入れ込まれる。体勢的にも視覚的にも恥ずかしいという思いは勿論あるが、それより何より嫌なのは、この後起こる事だ。
「嫌なの?イきたくない?」
「イきたい・・・けどっ・・・」
「じゃあ問題無いじゃないか。月も気持ちイイだろ~?ほら、ほらっ♡」
「く、ぅ♡んん・・・!♡」
楽しそうに腰を振る華菜に翻弄されて、言葉が継げなくなってしまう。止めないと、と思う気持ちが、快感に飲み込まれる。
「あー、イきそ・・・♡イく、イくっ♡月、手ぇ動かして!搾り取ってッ・・・!♡♡」
「んぅ・・・っ―――!!♡」
言われた通りに扱きたて、ぎゅっと目を瞑った瞬間に、真上から粘液が降り注いだ。重力に従って、びちゃびちゃと熱い飛沫が顔に浴びせられていく。最初に事故でやらかした顔射が大層お気に召したらしく、華菜は事あるごとに月影の顔に掛けたがる。しかも最近はそれだけでは飽き足らず・・・
「ぁ♡だめ、だめっ♡でちゃ、う、ぅ♡ん・・・~~~ッ♡♡」
華菜の絶頂の空気に中てられて、我慢出来ずに月影も、そのままの体勢で精液を吐き出した。不可抗力で、自らの出したものを自らの顔面で受け止める事になる。二人分の精液で月影をドロッドロに汚す事が今、華菜の中ではブームになっているらしい。目を閉じているため表情は窺い知れないが、きっと今彼女は、満足そうにニマニマと笑っているのだろう。
「ふふ。ドロドロだ♡」
持ち上げられていた足が下ろされ、ぎしりとベッドが軋む音がする。指で目元を拭ってからぎこちなく瞼を持ち上げると、枕元に移動してきた華菜が、再び勃起したものを目の前に晒してきている最中だった。
「ほら。お掃除フェラは?」
顔射が興奮したのか、反り返る程ガチガチになったブツを頬に擦り付けて、しれっと言い放つ。お掃除だけでは終わせる気がないのは明白だった。
「・・・分かりました」
しかし月影も、毎日しつこく舐めさせられて、気持ちよさを仕込まれて、何時の間にか目の前のソレに対して性的な興奮を覚えるようになっていた。ごくりと喉を鳴らしてから、裏筋に舌を滑らせる。
何とも言えないえぐみを味わいながらも、上から降って来る気持ちよさそうな声を聞いていると、「まぁ、満更悪くもないのかな・・・」と思ってしまう。泥沼にはまり始めている事に、気付いているのか、いないのか。