小説

エルフ騎士様恥辱の御夜伽。絶倫ちんぽに雌伏せん

letm_official
R18/♡喘ぎ/モブ×空

人間の好色王に目をつけられ、寝室へと連れ込まれてしまったエルフ騎士の空。初心な体を目覚めさせるセクハラお触り。さらに卑猥な兜合わせ勝負までさせられて、毎晩求められる夜伽は激しさを増していく……。
BOOTH/DLsite/FANZA

エルフ騎士様恥辱の御夜伽。サンプル

 重厚な扉の向こうから漏れ聞こえるは女性の嬌声。そしてその扉を守るようにして、腰に剣を携えた一人の騎士が控えている。
(毎晩毎晩よくやるなぁ……)
 薄く開いた唇から呆れた溜息が零れ落ちる。手持無沙汰に三日月を見上げるのは、青い髪を腰まで伸ばしたエルフの青年だ。瑞々しい肌と健康的に鍛えられた体つきが美しく、種族特有の端麗さの中にも、まだ年若いあどけなさを残している。彼はエルフ族の騎士で名前を空といい、母国では剣騎士団の団長を務めている。
 だが空が今立っているのは人間国の王城で、さらに言うとその中枢である国王の寝室前だった。何故エルフの彼がこんな場所に居るかといえば、簡単に言うと国際交流の一環である。
 人間国とエルフ国は同盟関係を結んでおり、定期的にこうして互いの国の人材を派遣し合い、文化や職務の違いを学んで持ち帰るという趣旨の交流を行っている。そして今回エルフ国から派遣されたのが空という事で、彼は現在この城の騎士として、絶賛人間社会のお勉強をしている真っ最中だった。
 ただこの国に来て以降、彼の頭を悩ませている事があった。それは……
「ふぃ~♡ 火照ったマラに夜風が気持ちいいわい♡」
「!?」
 突如扉が開かれて、姿を現したのは前を隠そうともしない人間国の国王陛下だった。お楽しみの途中だったのか肉棒はいまだギンギンと勃起した状態で、むせ返るような交尾臭が空の鼻に届けられる。
「おっ、王様!? そのような恰好で外に出てよろしいのですか!? せめて下を隠して……!!」
「いやいや外を出歩くわけではない。お主を呼ぼうと思ってな」
「へっ?」
「今日の女がのう、どうも見られる方が興奮するらしいのじゃ。観客としてちょっとばかし目を貸してくれ」
 承諾も拒否もする暇がなく、王に手を引かれ寝室内へといざなわれてしまう。
 
 そう。派遣先の国王が、とんでもない好色家の絶倫だったのだ。彼は毎晩のように違う娼婦を呼んではとっかえひっかえ夜伽を楽しんでいて、エルフの空からしてみればその性欲が理解できなかった。しかもセックス中は一番無防備になるタイミング。夜の警護も騎士の重要な仕事だという事で、最中空は決まって扉の外に立たされ、アンアンにゃんにゃんの声を聞かされ続けているのだ。
 これも宮仕えの騎士としての務めだという理屈は理解できる。理解できる、のだが……。頼むから毎晩聞きたくもない声を聞かされ続けるこちらの身にもなって欲しい。正妻と世継ぎを作るというならまだしも、連日連夜行われているのは性欲解消のためのお遊びセックス。しかも高級娼婦を貸切るために使われる金額は決して安くはないと思うのだが、多額の血税が王の性処理に使われていると知ったら、民はどんな気持ちになるのだろうか……。
 
「どうじゃ? 見目麗しいエルフの騎士に視姦されながらのセックスなぞ、そうそう味わえる物ではないだろう?」
「はいっ♡ はいっ♡ 気持ちいいですぅっ♡ 王様のおちんぽ気持ちいいっ♡ 動物みたいな恥ずかしい私の姿っ、騎士様に見られるのきもちいいっ!!♡♡」
 所在なさげに突っ立っている空の目の前で繰り広げられるのは、尻を高く持ち上げた娼婦に王が覆いかぶさるバックハメセックス。大盛り上がりの二人には申し訳ないが空はあくまで冷め切った傍観者で、他人の性交を目の当たりにさせられる居心地の悪さや、どこに目をやっていいのか分からないような気恥ずかしさこそあれ、それを見たからといって特に情欲を覚える事はない。
 言い方は悪いが、そう。獣の交尾を眺めている感覚である。
(こんな事して何が楽しいんだろう……。人間のこういう所、ほんとよく分かんないな……)
 この場に自分が居る意味も、何故自分の視線に興奮するのかも全く理解出来ず、空は心の中だけでひっそりと嘆息した。
 
 ◇
 
 時計の針も天辺を回った頃に、ひとしきりの夜伽が終了した。人間よりも時間がゆっくりと流れるエルフ族、しかも体力もある空は夜更かししてもさして問題はないのだが、人間の体で毎晩遅くまで性交を楽しむ国王は、冷静に考えればとてつもない剛健である。
 娼婦を帰らせた王はベッドの上でがぶがぶと酒をかっ食らい、大きく息を吐いた。隣にはげんなりとした表情の空が控えている。
「いやぁおかげで盛り上がった、感謝するぞ!」
「……有難きお言葉です」
 肌艶もよく満足げな国王とは裏腹に、最後まで見学に立たされていた空は乾いた声で機械的に返答した。上からの労いをここまでどうでもよいと感じたのは生まれて初めてだった。これもある意味では貴重な体験かもしれない。
「しかし毎晩夜伽の警護をさせて申し訳ないのう。指を咥えて見ているだけも辛かろう。どうじゃ、労いとして今度空殿にも娼婦をあてがってやろうか?」
 その上藪から棒に王がとんでもない提案を持ち出すものだから、ぎょっとした空は慌てて首を横に振った。全く指を咥えていないし、致したくもない時期に娼婦をあてがわれた所で何の労いにもならない。
「いえ。お心遣いは有難いですが、俺たちは、その……そういう時期以外は、基本的に性交したいと思えませんので」
 エルフ族は長命なため肉欲が希薄な傾向にある。もちろん個体差はあるものの、子を成す時期以外は恋人同士であってもプラトニックな関係で過ごす場合も多い。セックスというコミュニケーション手段と、そこから得られる快楽を重要視していないのだ。
 それよりも、大切な相手と言葉を交わして穏やかに身を寄せ合い、精神的に深く繋がる中で愛情を感じて満たされる。人間で言えば老年期のような感覚がエルフ族のスタンダードである。
「ほほう! という事はエルフには発情期があるのか! 一度でいいから発情したエルフのメスを抱いてみたいものだなぁ」
 しかし空の言葉を都合のいいように捉えた男はそんな事をのたまった。どうにも端々に品性のなさが滲む国王を前に、空がひくりと口角を震わせる。種族を繋ぐために異性と結ばれたいと思う時期は確かにあるが、一般的に人間が思い描くような発情期と捉えられるのはいささか心外であるし、「メス」だなんて動物のような表現を自分たちの種族の女性に使わないで頂きたい。
「俺達の性交は淡白ですから、王様のような方をお慰めするにはエルフ族では役不足かと」
 暗に、お前のような下品な男にうちの種族の女性を抱かせるかバーカ。という皮肉である。もちろん、この王はそんなものには気づかないと知った上での悪態だ。
「いやいや、性の悦びを知らぬ女を目覚めさせる楽しみがあると思えば……お、そうじゃ」
 やはり皮肉を皮肉とも気づかぬ男が、ぽんと手を打った。
「エルフの体がどれほどまでに淡泊なのか気になる所じゃ。この機会に空殿で確かめさせてはくれぬか?」
「……はい?」
 つい空が表情を歪ませてしまったのも、致し方ないと言えるだろう。
「な……何をおっしゃるのですか? 俺は男ですよ?」
「男だからこそじゃ。それとも空殿は、儂の知的好奇心のために適当なエルフの女を連れてきてくれるのか?」
「そんな事! ダメに決まってるでしょう!?」
「ならばよいではないか。無聊を慰めるのも家臣の務めだぞ。それにこれも人間とエルフの違いを学ぶいい機会。空殿が我が国に来た目的である、種族間交流の一環ではないか」
(そ、そうなのか……? それは種族間交流になるのか……? いやでも、ここで俺が変にごねようものなら、この色ボケ王が女王様に、それこそエルフの女を工面するよう無心するかもしれないし……!)
 エルフ国の女王仁亜様は、大層美しいがとんでもなく怖い事で有名なのだ。もし自分が他国を訪問している最中に、その国の王からエルフの女を情婦としてあてがえなどと突飛な要求が伝わろうものなら、お前は一体何を吹き込んだんだとめちゃくちゃ怒られるに決まっている。鬼の形相を想像するだけでも恐ろしい。
「わ……分かりました……。ただあくまで体に触れるだけですからね!? それ以上の事はいたしませんよ!?」
「分かっておるとも。男のくせに何を警戒しておるのじゃ。ささ、邪魔な物を脱いでこちらへ」
 急かすように催促され、空はしぶしぶ着衣に手をかけた。剣を置き、エルフ国騎士の正装である白いコートの留め具を外していく。
 いくら男同士とはいえ、目の前に居るのは毎晩のように女を抱きつぶしている好色漢。そんな男に脱衣を観察される事は、単に同性の前で肌を晒す、という以上の意味を持って羞恥心を煽ってくる。
「ほ~うほうほう……。これはこれは。エルフの体は薄っぺらいだけかと思っていたが、中々の恵体ではないか♡ しっかりと鍛えておるようで感心感心♡」
 ぱさりとコートが落とされると、薄い生地感のノースリーブインナーがお目見えし、ぴったりと強調された胴体の肉付きに男の視線が這わされる。褒め言葉を送られているはずなのにちっとも嬉しく感じさせないのは、いっそ才能だと思う。
「おおっ!?♡」
「!?」
 ズボンに手をかけ、なるべく色気のない動作で擦り下した所で、男から喜色の滲んだ声が上がった。何事かと空の手も止まる。
「ちょっと待て。それは、その下着は……空殿の趣味かの?」
「……? 趣味、というか、俺達はこれが一般的ですが……?」
 空が身に着けていたのは、一般的には女性が履くような布面積の少ないインナーだった。個人の趣味嗜好というよりは、下着のラインが不格好に外に出ないようにする目的で、特に宮仕えの者達は男女問わずこの形状を身に着ける事が多い。だが人間の目、というよりこの男の目には、局部を最低限覆っているだけの布切れがとても卑猥に感じられた。
「ほほう、そうか、エルフの文化は実に素晴らしい……♡ どれ、インナーは上下そのままでよい。近う寄れ」
 脂下がった表情で手ぐすねを引く王に嫌悪感を覚えながらも、空はおずおずとベッドに歩み寄った。
「ど、どのように……?」
「儂に背を向け、腿に跨って腰を下ろしなさい」
 命令を受け、空は少しでも接触面積を減らそうと膝ぎりぎりに尻を下ろしたのだが、すぐに胴体に腕を回され引き寄せられてしまう。既に半勃ちの男根が尾てい骨に密着し、ぞわりと悪寒が走った。
「おぉっ……男とは思えぬ滑らかな肌っ♡ 細い腰とは対照的にむちむちの乳袋♡ ハリのある柔尻の重みも堪らんのぅ♡」
(うぅ……! 手つきも鼻息も気持ち悪いぃ……!)
 興奮に汗ばんだ手のひらが、ボディラインを確認するようにきめ細かな肌を這いまわる。首筋に当たる吐息はじっとりと熱っぽく、それらしい理由を並べ立てながらも結局は下心丸出しの様子がありありと伝わってくる。承諾はしたもののやはり不快感が先行し、空はつい王の手を拒むように腋を閉じてしまう。
「むぅ、腕が邪魔じゃの。後頭部で手を組みなさい」
 しかしそんな些細な抵抗もめざとく嗅ぎつけられ、より無防備な体勢になるよう命じられてしまう。これも一応同盟国王の命令。しばしの逡巡の後、空は言われた通りに腕を持ち上げた。
「よしよし、これでまさぐりやすくなったぞ♡」
 尻肉に指が食い込み、内腿を撫でまわし、腹筋の凹凸を確かめて、そこから繋がる胸筋の膨らみを下から持ち上げる。
「ふぅむ、これは中々の上モノ……♡ 柔らかな筋肉の上に薄く脂肪が乗ったむっちり雄っぱいではないか♡ 可愛らしい顔をしておきながら、服の下にはこんなにスケベな物を隠し持っていたとはの♡」
「みょっ、妙な言い方をしないで下さい!! 男なんて鍛えれば皆こんなもんです!!」
 恥辱を感じる物言いに頬を染めた空が、堪らず語気を強めて背後を睨んだ。だが王はどこ吹く風で、まるで女性を相手にするような手つきで胸を揉みしだいている。
「いやいやこれでは肩も凝るじゃろう♡ どれ、お触りついでじゃ。特別にマッサージでもしてやろうかの♡」
(あ~もうっ! 気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪いっ!!)
 普段他人からこのような触れられ方をする事もなければ、勿論自分で触る事もない。体を女体に例えて辱められるなんて言語道断だ。これが国王でなければすぐにでも鼻っ柱をへし折って地面と仲良くさせてやりたい所だが、ぐっと唇を噛み耐え忍ぶ。
「っあ、な、何……!?」
 と、苛立ちを抑える方に意識を集中させていた空の体に、滑り気を帯びた手のひらが這ってきた。どうやら男が潤滑油のようなものを垂らしたらしい。
「マッサージオイルじゃ、マッサージオイル♡ ぬめりがあった方が何かと捗るからの♡」
 胸部を重点的に、腹部から下腹、わき腹を通って腋の下、そして鎖骨を通ってまた胸へと、オイルを馴染ませながら撫で回される。
 ひとしきり胴体をなぞり終えたら、オイルを追加し次は下半身。こちらは内腿と鼠径部をたっぷりと揉みしだき、尾てい骨から尻の膨らみ始めまで、ぬるんぬるんと手のひらでまさぐられる。マッサージなんてものは建前で、ただ際どい部分の肉付きを雄臭い手つきで確かめられるセクハラお触りでしかない。が、唯一そのものズバリの部分には触れて来ないあたりに、せめてもの体裁を保とうとする男のずる賢さを感じた。どちらにせよ腹立たしい事に変わりはないが。
「さて……これでしっかりとオイルが行き渡ったかの♡」
 潤滑油を馴染ませられた空の体は、なまめかしく艶を帯びて男の目を楽しませ、しっとり吸い付くような触り心地に仕立て上げられてしまった。上半身のインナーなどは湿ったせいで肌に張り付き、そこから薄く透けた肌色は裸体であるよりむしろ淫猥に見えるほどだ。
「ここからは、じっくりとリラックス成分を浸透させていくぞ♡」
「っ……」
 手のひらはまた胸部に戻ってきて、ぬるぬるモチモチと膨らみを揉みしだき始めた。耳の裏に鼻息を感じ、湿った感触が触れる。そのまま舌を這わされ唇で食まれ、頭部をぞわぞわと擽られるような感覚が走った。長い耳朶が刺激に反応し、ぴく、ぴく、と小刻みな律動を見せる。
「ほう、ほう♡ 愛らしい動きじゃの♡ エルフはやはり耳が弱いか? ん?」
「み、耳が弱い、というか……ッ……不感症では、ありませんので……触られれば、それなりには、ぁ……」
 性欲を隠そうともしない声色が鼓膜を震わせる。生ぬるい吐息が耳をなぶる。ねちねちとした耳責めを受けながら、ひたすら胸部に雄の指先が食い込んでくる。ありもしない肉を寄せて谷間を作ろうとしたり、上下に揺らして肉付きを確認したり、まるで女性の乳房のような扱いが屈辱的だ。しかも滑りの良くなった状態で撫でまわしてくる手のひらはこそばゆく、気持ち悪いのにどうしても体が反応を返してしまう。
「腋の下も、無毛マンコのような窪みが初々しいのう♡」
「ひっ!」
 さらに男の指は腋の下にも食い込んで、丸出しになっている胸筋との境目部分を何度も往復し始める。くすぐったさを感じやすい部分をなぶる太い指。唇を引き結んだとしても、鼻から小さく声が漏れてしまう。リンパの流れと共に性感も促され、空の心臓がドキドキと早鐘を打ち始めた。
(なんか……体熱くて、じんじんしてきたぁ……♡)
 何だか妙な感覚だ。いやらしい手つきで撫でまわされているせいもあると思うが、それにしたって体がどんどん火照って落ち着かなくなっている。ぼんやりと靄がかかる思考に一瞬身を任せそうになってしまい、はっとした空は小さくかぶりを振った。危ない危ない。気持ちよくない。絶対に。
「ふむ、いい具合に力が抜けてきたの♡」
「あっ……♡」
 そんな空の状態を見計らったかのように、男の動きが変わった。今までは胸板を鷲掴みにするのみだった指が、つつつぅ~……♡ と、頂に向けて迫っていく。
「さぁて、一番のご馳走はどこかのぅ?♡」
 インナーの薄布越しでは、ふっくらとした乳輪の位置は目視で確認出来てしまうのだが、指はわざとそこを避けるように円を描く。さらに五本の指を乳房の外側から頂点に向けてすぅ~っと窄めていき、乳首に触れる直前でぱっと離す。オイルをとろぉっと追加して、乳首周辺を右にくるくる♡ 左にくるくる♡ 五本指で包み込むようにサワサワ焦らし、もどかしさをどんどん高めていく。
「ふふ♡ こうして繊細な触れ方をしていると、はち切れんばかりの期待が指先に伝わってくるようじゃ♡」
「き、きたい、など……しておりません……っ♡」
 空はそう言って強がるものの、ドキッ♡ ドキッ♡ と外に聞こえそうな程に鼓動が高鳴って、たっぷりとオイルを垂らされた胸の芯がジクジクと疼きに蝕まれ始めていた。
 しかしそれもそのはずで、王が使っているのは媚薬成分をたっぷり配合した特製の潤滑油だったのだ。それを胴体から股間にかけて一通り揉み込まれてしまった上、乳首周辺にはさらに重点的に浸透させられているのである。いくらエルフの体とはいえ熱が宿ってしまうのは必然だった。
(あぁ……♡ ゆびっ、どんどん近づいてる♡ もうちょっとで、ちくびにっ……♡)
 無自覚のうちに、自身の胸元に目が釘付けになってしまう空。無骨な雄の指先が、獲物を追い込む獣のように乳首との距離を詰めてくる。
(どうしよう♡ 触られちゃう♡ いま、妙に敏感になってるから……こんな状態で、触られたら……♡)
 は、は、と浅い呼吸で、囚われている胸板が小刻みに上下する。ぬるぬるぬるぬる♡ すりすりすりすり♡ 助走のように周囲を焦らす、卑猥な動きが乳首を狙いすます。そして
「あぁッん……!♡♡♡」
 すりぃっ……♡♡ いよいよ乳輪を指が掠め、それだけでぞわわぁっ♡ と空の背筋が粟立った。想像以上の刺激に体をしならせ高い声を零してしまい、そんな自分に気づいて慌てて唇を引き結ぶ。
「ん? 可愛らしい声が出たのう♡ 我慢せずともよいぞ♡ 好きに鳴いてみせよ♡」
「っ……慣れぬ刺激に、少し、驚いただけです……♡」
 ぞくっ♡ ぞくっ……♡ たった一撫でで余韻すら味わってしまっている体を気取られぬよう、努めて冷静に受け応える。
「そうかそうか♡ ではこの刺激に慣れるどころかクセになるまで続けてやろうぞ♡」
 男は乳頭を下から持ち上げるように指を添え、左右に往復運動をし始めた。
「スリスリ♡ スリスリ♡ ほぉら、こうやって下からスリスリ持ち上げてやるだけで、乳首がみるみる尖っていくぞぉ~♡」
(くっ……ねっちっこい♡ きもちわるい♡ このヘンタイ!♡ 変な触り方ばっかりしやがってぇ……!♡♡)
 一撫で目のような反応をしてしまわぬよう、脳内で男を罵倒しながら必死に声を噛み殺す空。腰を浮かせぬよう、肩を震わせぬよう、深い呼吸で何とか理性を繋ぎ止める。
「下側ばかり触っては不公平じゃからの♡ 左右も上も全方位、しっかり根本をほじって勃ち上げてやらねばな♡」
 しかしそんな抵抗をあざ笑うように、男は乳頭の右側、左側、上側も、円周を際立たせるようにしつこく縁取っていく。ぞく、ぞく、ぞく、ぞくぅッ♡♡ 指が小刻みに動く度、逃しどころのない官能が、乳首から胸板、下腹に向かって滞留し続ける。
(乳首なんて気持ちよくない♡ 男がこんな場所気持ちいいはずないっ♡ 我慢♡ 我慢♡ 俺の乳首勃つな♡ お願い勃たないでぇっ……!!♡♡)
 だがいくら反応を我慢しようと、最初の一擦りで既に乳首は刺激に負けてしまっている。淫らな勃起促進マッサージに耐えられるはずもなく、乳頭は薄いインナーを押し上げて、乳輪もぷっくりと膨らみを見せ、官能に打ち震えながら分かりやすく存在を主張していった。おっぱい快楽を覚えている様子は男の目にも指にも筒抜けである。
「よしよし、いとも容易くおっぱい完勃ち♡ これで触りやすくなったぞ♡」
「く……うぅ……♡」
 空の意思とは裏腹に、たちまちぴーんと尖り切ってしまった胸の頂。だが当然これだけでは終わらない。男は場所が一目瞭然になった両乳首の前に中指を構え、カリカリカリカリカリッ♡ と素早く往復させた。
「ッ~~~~~~!?♡♡♡」
 ぞぞぞぞぞぞぞぞぞッ♡♡♡ 敏感に仕立て上げられた乳頭に、突如襲い掛かる無慈悲な微振動摩擦。腰骨から脳天まで駆け抜ける快感の電流に、空の体ががくんと仰け反った。
「どうじゃ? 薄布越しのヌルヌル乳首引っかき責めは♡ 直接触るよりも布越しの方がキくと申す女も居るくらいでのぅ♡」
「ひっ♡ ひッい゛♡♡ そっ、れ♡ だめっ♡ ひゃめえ♡ だめだめぇえッ♡♡♡」
「おお、おお、物凄い即堕ち反応じゃな♡ 空殿もお気に召したようで何よりじゃ♡」
 必死に快感を耐え忍んだ反動で、ファーストカキカキが強烈な刺激となって空の痴態を誘発する。しかもインナー一枚残した恰好は裸よりもなお悪く、たっぷりの媚薬オイルを吸った布が、ずうっと肌に張り付き続けているのだ。これでは愛撫を受けながら媚薬を浸透パックさせられているようなもの。乳首も刺激に慣れるどころか、むしろ時間が経てば経つだけどんどんふしだらに、快感への抵抗力が失われていく。
「こうやって下から向かっていって……♡」
「ぁ♡ ッ♡ ひ、ぉ……♡」
 つつぅ~~~……♡ 下乳から乳首に向けて中指が這いあがり
「ぴんっと弾くのも、いいじゃろう?♡」
「ひっいィ!!♡♡♡」
 乳輪に差し掛かった所で一気に弾き上げる。ぴんっ♡ ぴんっ♡ ぴんっ♡ 上方向だけではなく、下方向にも左右にも、縦横無尽に弾かれて、まるで乳頭に与えられる指先往復ビンタである。そうやって乳首を甘く痺れさせた所で、再度先端の窪みをほじるような引っかき責めが空を襲った。
「ひぁあっ♡ あ、ぉ、おぉッ♡♡ カリカリ、ひゃめ♡ やだあぁッ♡♡」
 おっぱいホジホジ責めに耐えかねて、髪を振り乱して喘ぐ空が、辛抱堪らず王の腕を掴んで静止を促した。
「おっと! 腕を上げておけと申したはずだが、命令に背くとはどういう事じゃ?」
「はーっ♡ はーっ♡ も、うしわけ、ありません……♡ で、でも……でも、こんなぁっ……♡」
「全く……性に淡泊と豪語しておきながら、蓋を開けばおっぱいシコりで簡単にスケベ声連発どころか命令違反とは。これではむしろ快楽に弱い雑魚乳首じゃぞ? 騎士として恥ずかしくないのか?」
「ちが……ぁ♡ ……いつもは、こんなんじゃ、んん……♡♡」
 腕ごと胴体を抱きしめ動きを封じた男が、言葉でも空をなじりながらゆっくりと乳輪を撫で回す。末端引っかきや乳頭ビンタの苛烈さから一転、甘美で染み入るような刺激が空の喉を震わせる。
(気持ちいい♡ 気持ちいいよぉ♡ 何でこんなに、おっぱい、気持ちいいんだよぉ♡ 優しくナデナデされるのだめ♡ 俺の乳首甘やかさないで♡ お腹の奥までゾクゾクきちゃうぅ……!♡♡)
 緩急巧みな乳首責めがお股にキてしまい、空は男の腕に閉じ込められたまま身をよじり、跨いだ膝を太ももで挟み込むように閉じたり開いたり、無自覚のまま自分を慰めるような動きを取ってしまった。その中心部分をぴったり覆うインナーも、窮屈そうに膨らみを見せ始めている。
「しかしこの下着……見れば見るほど趣深いのう♡ もしマラ勃起させようものならまろび出てしまうではないか♡」
「そ、んな場所……むやみやたらと、っ、反応しませんっ……♡」
「何と信じられんな。人間の男など一日一勃起は当たり前だぞ♡ 膨らませた肉棒をセンズリこいて楽しむのは紳士の嗜みだろう」
「そんな、品のない、嗜みぃ……♡ ぁ……おれたち、には存在しな……あぁ……っ♡」
「なんじゃなんじゃ、面白みのない。エルフはろくに自慰もせんのか?」
 甘々乳首撫でに浸って悩ましい吐息を零しながらも、せめて口から出る言葉だけは体裁を保とうとする。そんな空を嘲笑うように、男の指が下へ下へと向かっていく。
「だがのう、言葉とは裏腹に……」
 ぬるぅ~♡ ぬるぅ~♡ オイルを纏った指が鼠径部を往復する。適度な圧迫感と共に、今にも股間に触れそうで触れない絶妙なラインが撫でまわされる。
「既に卑猥なテントを張り始めておるがのう……♡」
 乳首責めで反応してしまったペニスを指摘され、空の頬が一層上気した。そればかりか耳朶の方までピンクに染まり、恥ずかしい気持ちを表すように先端が垂れてしまっている。そんなに可愛らしい仕草を見せられては、男の劣情も肉棒もムクムク膨らむというものだ。
「どぉれ♡ 本当にこの下着で事足りるのか、儂が確かめてやるとするかの♡」
 王はそう言うや否や下着越しの半勃ちちんぽに狙いを定め、先ほどの媚薬オイルをとろ~りと垂らした。乳首責めの余波を受けて感度の高まった竿が、流れ落ちる粘液の動きを微細に感じ取り、それだけでゾクゾクと肉棒が悦びを覚えてしまう。
「ふむふむ。伸縮性とホールド力があって、多少大きくした程度でははみ出さぬように考えられておるの♡」
「あッ♡ ぁっ♡ く……ぅ……♡」
 いよいよ局部を捉えた指先が、ぬるぬるくちょくちょ音を立てながら輪郭をなぞり、ペニスの形を浮き立たせた。
(だ、だめ♡ 反応しちゃダメなのに♡♡ 乳首いじられたせいで、ソコもむずむずしちゃってるからぁ……♡)
 ヒクンッ♡ ヒクンッ♡ 亀頭が律動し、さらに首をもたげていく。ぐぐぐっと下着が引っ張られ、布が浮いた隙間からちらちらと竿が覗いてしまう。
「じゃがのぅ、こうもムクムク大きくしていては、じきに脇から見えてしまいそうじゃな♡ ほれほれ、騎士が竿チラなど言語道断じゃ♡ 下着をしっかり被せなくては♡」
 正直なおちんぽリアクションにいやらしく目を細めた男が、媚薬成分染み染み下着で竿を包み直し、さらなる痴態を誘うまったりシゴキを開始した。
指で作った輪っかで竿を優しくホールドし、ぬるぬる性感摩擦と共に甘ったるくコキ上げ、カリ首の段差をチュコチュコと往復してから、布をピンっと突っ張らせるようにコキ下ろす。その動きは射精に向かわせるというよりは、ただ闇雲に性感を溜め込み痴態を誘うためだけの、淫らなおちんぽイジメ愛撫に他ならない。たちまち空の肉棒の根本からは熱が込み上げ、竿の内側をじわじわ通り、感じている証の我慢汁となってトロトロォ~♡ と鈴口から分泌される
(あ、あ♡ ちんぽ熱い♡ 奥からジンジンきてる♡ あっついのどんどん、溢れてくるよぉ♡)
 キュンキュンキュンッ♡ とろっとろっとろぉ~~~♡♡♡ 陰嚢で甘く煮えた愛液が溢れる官能が、蜂蜜色の瞳を潤ませる。セックス慣れした熟練手コキと、ぬるぬる媚薬おちんぽパック……♡ 自慰とも性交とも縁遠い初心なエルフ族に受け止め切れるはずもなく、完全勃起した肉棒がクッキリと下着に浮かび上がってしまった。
「下着の中でフル勃起とは何事じゃ、全くはしたない♡ ハミチンさえしなければ、我慢汁トロトロちんぽを淫らに浮き上がらせてもいいとでも思っているのか?」
「ち、ちがう♡ 違います♡ 違うのおぉ……♡♡ こ、こんなの、いつもの俺じゃな……♡」
「何が違うんじゃ! 男が言い訳をするでない!!」
「ッあひィ!♡♡」
 空が声を裏返して背筋を震わせた。男が叱責と共に、ゴシゴシゴシッ♡ とぬるぬる下着で素早くちんぽを磨き上げたからだ。
「いっちに♡ いっちに♡ ほれ亀頭のお磨きじゃ♡ 清潔に保つ事も礼儀の一つ♡」
「お゛っ♡ おぉおッ♡ ひぉ、ほっ♡ あおォおっ!♡♡」
「こらこら、ちんぽをビクビク跳ねさせるなこぼれ出そうじゃぞ♡ 女王陛下の御前にもこれを身に着けていくのだろう? 下着の中でパツパツにしたまま我慢せんか♡」
「こっ、こんらっ♡ こんなのっ♡♡ そぉてい、してなッ……んお゛ぉっ♡♡」
 生まれて初めて体験する亀頭磨きがキきすぎて、大股開きの内腿がカクカク震え、跨いでいる男の膝をぎゅ~~~っ♡ と締め付けてしまう。
(苦しい♡ 苦しい♡ 先っぽキきすぎるぅ♡♡ 気持ちよすぎてちんぽ辛い♡ こんなの無理♡♡ ズリズリ許してっ♡ ちんぽ解放してぇっ♡♡)
「これっ、メス臭く腰をくねらせるなみっともない!! 騎士ならジッとちんぽを差し出したまま我慢しろ!!」
「ひゃっめぇ゛♡♡ お、おお゛♡♡ やだッ♡♡ こりぇっ、ひゃめえ゛ッ♡♡」
「それとも腰クネ雄媚びすれば逃げられると思っているのか? 甘い甘い♡ こうしてシッカリとスケベ布を被せなおして、っと……♡」
「お♡ あッ♡ おぉッ……!♡♡」
「ほれまだまだイクぞぉ~♡ 淫らなハミチンをせぬように、大人しく布コキを受け止めよ♡」
「あお゛おぉッ~~~~~♡♡♡」
 強すぎる刺激から逃れようと空の腰がくねり、その動きで下着から解放されそうになるものの、あと一歩の所であざ笑うように布が被せなおされる。前後にズリズリ♡ 左右にズリズリ♡ 亀頭でぬちゃぬちゃ円を描いて♡ ヌルヌル下着でのおちんぽ閉じ込め折檻は止まらない。悶えれば悶えるほど、背後に押し付けられた男根に尻の柔らかさを楽しませる事になるのに、空はもはや自らの意思で腰の動きを止められなかった。それはまるで、男に跨り尻を振って劣情を誘う、娼婦の淫らな腰振りダンスのようだった。
「ふふ。乳首といい亀頭といい、空殿は布越しぬるぬる責めが大好きなようじゃのう♡ むっつりスケベの典型といった反応で素晴らしいぞ♡」
「おほぉ゛うッ!?♡♡」
 ずろんッ!!♡♡ 突如勢いよく下着擦り下され、ぱんぱんに張り詰めていた肉棒が大きくしなって露出する。強烈な刺激に空の背筋がピンと反り、堪らず無様な鳴き声を上げてしまう。ぴくん♡ ぴくんっ……♡ カウパー液と媚薬オイルでヌトヌトになった竿は刺激の名残を惜しむように律動し、外気の微かな流れにすら反応する程の敏感さを見せていた。
「ほほう、これはこれは♡ 可愛らしい色と形をしておるわ♡」
 空の股間に男のいやらしい視線が絡みつく。亀頭は一切使い込まれた様子のないピンク色。竿も肌と大差がない薄い色をしていて、男根にありがちなグロテスクさは微塵も感じない。サイズが取り立てて小さい、という程ではないのだが、色素の薄さと、後は比較対象にこの王が居る事も相まって、どうしても慎ましやかに見えてしまう。
「確かにこれならば、かようなスケベ下着を身に着けても問題ないかもしれぬな♡」
「あ゛、ぁひィっ♡ ぁ、もぉッ♡ やめっ、あぁぁっ!!♡」
 根本に寄せた下着を先端部まで被せなおし、そしてまた根本までズリ下す動きが与えられる。肉棒をヌルヌル布でねっちりと覆われる刺激、そして激しくコキ下ろしながら露出させられる刺激が素早く交互に訪れる。亀頭が解放されたとはいえ結局執拗なローション下着責めからは逃れられず、淫らな喘ぎ声が止まる事はない。
「空殿は、女相手にここを使った事はあるのか?」
「ぉ、ほ……っ♡ お、おぉっ……♡♡」
「これ! 呆けておらんで質問に答えんか!」
「ああ゛ぁあ!♡♡ ぁッ♡ ありま、ひぇんんッ♡♡」
 再度の亀頭磨き責めと共に問い詰められ、身をよじりながらも素直に白状する空。空はまだ年若く、一度も春の時期を経験していない。精通は済んでいて、全く性欲を感じないわけでもないのだが、それがわざわざ異性と交わりたいという肉欲にまで繋がるような段階では無かった。
 返答を聞いた国王が「まことか!?」と目を輝かせる。
「こんなにも人目を楽しませ、劣情を煽る体つきをしておきながら」
「んひい゛ッ!!♡♡ おッ♡ おッ♡ ひぃいっ♡♡」
 カリカリカリカリカリッ♡ 放置されて油断していた乳首に、不意打ち引っかき責めが襲い掛かる。
「その実剣のお稽古ばかりで、まだ他人とまぐわう悦びを知らぬと申すか。実にけしからん。逆にスケベ極まりないぞ♡」
「あ、おッ~~~~!♡ ひゃめッ♡ ぉ、ぉ゛♡ ひょえっ、らめえぇッ♡♡」
 かと思えばすかさずヌルヌルちんぽ磨きに戻ってくる。弱みを握られた性感二点責めを与えられ、全身を突っ張らせた空のお股くねくねチン媚びダンスが止まらない。尻タブに押し付けられた男の肉棒もギンギンと勃起力を高めていく。
「仕方あるまい。性に疎い空殿に、儂がシモの剣の使い方を教えてやろう♡ これも人間文化の勉強じゃ。しっかりと体で受け止め持ち帰られよ♡」
 空の痴態と生娘宣言に鼻の穴を膨らませた男が体勢を変えた。ベッドの上に空を下ろして向かい合い、開かせた股座に自らの肉棒をずしんっ♡ と振り下ろす。
「ッひ!?♡ な、なにをっ♡ これは、さすがにぃ……っ♡♡」
 色の薄い空の局部に、同じ器官とは思えぬ赤黒肉棒が重く伸し掛かっている。戸惑って腰を引こうとする動きを追いかけるように距離を詰め、男はさも当然のように互いの竿を擦りつけ始めた。
「何を戸惑うか。これは人間の男の間では一般的な行為。力比べのようなものじゃ」
「ぁ♡ んん♡ ち、ちから、くらべ……?♡」
「マラの強さは男としての強さ。こうして肉棒を交えて根競べする事で、性交の練習と共に雄の優劣を競い合う。さらには切磋琢磨しながらちんぽの強さも身に着けていく……。実に理にかなった文化なのじゃ」
 全く意味は分からないがそれっぽくも感じる御託を並べ立てながら、むちゅむちゅと先端を押し付け合う。散々磨き抜かれた鈴口に熱々肉亀頭のキスが降り注ぎ、空の股間がさらに過敏に泣き濡れていく。
「マラ比べを体験してこそ騎士として一人前。国王直々に手合わせしてやろう♡ さぁ儂の肉棒めがけて腰を振ってみよ♡」
 耳元で熱い吐息と共に吹き込まれ、既に正常な判断能力を欠いている空は、言われるがまま腰を揺らし始めた。
「ぁ、う……♡ くふ、ぅん……♡♡」
「そうじゃそうじゃ♡ そのように腰をヘコつかせて♡ 相手の肉棒を刺激するのだぞ♡」
 媚薬と愛液のカクテルでネバついた裏筋同士が、ぬとぬとにちゃにちゃと糸を引きながら絡み合う。円周が空の倍近くありそうな王の頑強肉棒は、控えめな腰使いではビクともせず、逆にドクドクと滾る脈動で官能を煽り返されてしまう。
「おぉ、おぉ♡ 可愛らしく稚拙なちんぽ捌きが雄マラを滾らせるのぅ♡ 快感を耐え忍ぶ表情も実に淫らで金玉にクるぞ♡」
 大振りで重たい金玉。ビキビキと張り詰めた裏筋。キノコの傘のように開いたカリ首。竿全体に張り巡らされた血管……♡ そんな何もかもが別格の熟練雄ちんぽに、果敢に挑む空の初々しい未使用ちんぽ。まるで大人と子供の相撲のようで、こんなもの最初から勝負になどなっていないように見えた。
(ど、どうしよう♡ このちんぽ、ビクともしない……ッ♡♡ こんなの、やればやる程、お腹に熱いの溜まってきちゃうぅ……!♡♡)
 何度もお股をヘコヘコ浮かせたところで、目の前の雄チンは快楽に怯むどころか逆にビキビキと鍛えられていくばかり。それでもちんぽの倒し方を知らない空は腰を止める事が出来なくて、唇を噛み締めながら必死に自らの敏感肉棒を擦りつける。一コキごとに甘い痺れが竿を駆け、じれったく感度を増しては空自身を追い詰めていく。
「どうしたどうした。技術のない一辺倒な責めじゃのう♡ いかに剣術が巧みとはいえ、やはりちんぽ捌きは子供のチャンバラレベルかのぅ♡」
「くっ……♡」
「どーれ、儂が大人のちんぽ捌きというものを教えてやるか♡」
 ねとおおぉぉおお……♡♡ チン竿同士で水あめのようにこねくり回した粘液糸を引きながら、王の肉棒が持ち上げられた。浮いている空の尻下に自らの膝を割り込ませ、太ももに腕を回してガッチリ掴んで手中に収めれば、空はお股を突き出した無防備体勢でムキムキ肉棒に狙いすまされる事になる。
「そぉ、れっと♡」
「お゛ッ~~~~!?♡♡♡」
 ぶるんっ!♡ べちんっ!!♡♡♡ 一度振り上げて助走をつけた雄マラが、容赦なく空の股間に振り下ろされた。
「まずは挨拶代わりのマラビンタ♡ 激しく剣を交えて相手の力量を確かめるのは基本♡」
「あっ♡ おっ♡ お゛ッ♡ あぉッ♡ あぉおぉっ♡♡」
 べちんっべちんっべちんっべちんっべちんっ!!♡♡ 堰を切ったように振り下ろされる肉棒ビンタで、裏筋同士が激しくぶつかり合う。勃起の芯まで伝わる衝撃と甘美な痺れ。それはペニスだけに留まらず股座全体をじんっじんっじぃんっ♡ と蕩けさせる。
「次に竿を突き上げて、自らの交尾腰振りの強さを見せつけるのじゃ♡」
「ほッ♡ おっ~~~!♡♡ だめッ♡♡ らめッ♡♡ どちゅどちゅ、らめえぇ゛ッ……!!♡♡」
 ズコズコズコズコズコズコズコッ♡♡ どちゅどちゅどちゅどちゅどちゅどちゅどちゅっ♡♡ マラビンタを受け弱った肉棒に、本物セックスと見まがうような激しい突き上げが襲い掛かる。格の違いを見せつけるおちんぽテクニックをいなしきれず、空が堪らず腰を引こうとした。
「こら腰を逃がすな!! 騎士団長殿が敵前逃亡したともなれば、エルフの騎士全員の名に傷がつくぞ!」
「ひぃ゛んっ♡♡」
 しかしそんな些細な抵抗すらも許されない。男が尻を掴む事であえなく引き戻されて、逆にさらに股間の密着度を高められてしまう。性感が溜まり切ってどうしようもなくなっているメスちんちんに逃げ場はなく、雄臭い腰振りが休む事なく襲い来る。
「そぉれ♡ そぉれ♡ 空殿の愛液でどんどん滑りが酷くなるわい♡ カウパーぬるぬるズリは弱ったちんぽにキくのぅ♡ 気をしっかり持つのじゃぞ♡」
「やっ、らあぁッ……!!♡ こんなっ♡ こんらのっ、しちゃ、だめぇ゛えっ♡♡」
「どうしたどうした、防戦一方ではないか♡ 相手のマラに翻弄されてばかりでは勝機はないぞ♡」
「あぉッ♡ ッ、ほ♡ ぉおんっ♡ ひ、くうぅッ♡」
 右に左にと腰を回しつけ、ずんずんと上下にピストンを刻む。カリ首の段差同士をイチャイチャとシコリ合わせ、カウパー溢れる鈴口同士をむちゅむちゅと押し付ける。肉棒同士でこんな卑猥な手合わせをした事がない空は、緩急をつけた太マラ責めに翻弄されてただ喘ぎ声を上げるのみである。
 切ない吐息を零す唇に、興奮した男の顔が近づいていく。つん、と、上唇が触れあった所で、浸りきっていた空の表情がわずかに現実に引き戻された。慌てて手のひらを差し込み、それ以上の進行を拒もうとする。
「ちょっ……!!♡ い、いけませんっ♡ 接吻は、大切な相手としか……♡」
「うるさい! 相手の口腔を責めて性感を高めるのも立派な戦略じゃ! いいからベロキスさせろ!!」
「んんッ~~~~!♡」
 しかし快感で力の入らない腕は簡単に押しのけられ、開幕から舌を即ズボする無遠慮ディープキスを許してしまう。
「んじゅっ♡ れるれるっ♡ っあ゛~~~、エルフの舌は美味いのう♡ さらさら唾液が甘露のようじゃ♡」
「へっ♡ へおぉ♡♡ き、きひゅ♡ らめ、なのにぃ♡♡ んむ♡ らめ、えぅ♡ んうぅっ♡♡」
「おほ~っ♡ かようなドスケベ遊びをしておきながらキスを嫌がるとは、操を立てる女子のようで愛いのう、愛いのう♡ 気分が高まってきて堪らんぞおっ♡♡」
 いよいよ興奮がピークに達した様子で、男が空をベッドに押し倒した。
 激しいピストン運動にスプリングが軋む。男の体重が空の体を押しつぶす。絡み合う舌から唾液が流し込まれ、二人分の熱で体温が上昇する。
(こ、こんなの♡ こんなの、もう、入れてないだけで……♡)
 カエルのように足を開いて、股の間に男の体を抱え込み、逞しい腰使いで征服されるこの状況。身動きが取れず、ただ興奮した汗の匂いと精液の臭いでむせ返る空間。ぴくんっぴくんっと震える尻穴はほったらかしにされているものの、この淫靡極まりない行為は空にとってはもはや性交と何も変わらなかった。
(セックス、されちゃってるよぉ……!♡♡)
 それを脳内で自覚してしまった途端、さらに体温が上がって汗が噴き出した。べちんっ♡ べちんっ♡ べちんっ♡♡ 大振りな金玉が会陰をぶつ。雄に犯される被虐心が快感となって伝播する。空の膝下がカクカクと笑い始め、腰が、背中が、喉が、弓なりに仰け反って絶頂準備を整える。
(イく♡ イクイクイっちゃうっ♡ 一番気持ちいいのキてるッ♡♡ もう負ける♡ ちんぽ負けするッ♡♡ 女の子みたいに組み敷かれたまま♡ 恋人みたいなキスしたまま♡ ちんぽの強さ分からせられちゃうぅッ……!!♡♡♡)
 方や女を抱いてスッキリとマラ抜きした余裕の熟練ちんぽ。媚薬責めとねっとりセクハラ愛撫に晒されて、感度が高まりきった状態の空が勝てるはずもなかったのだ。
「ンッ~~~~~~!!♡♡♡ ンッ♡ ンッ♡♡ ンう゛ぅうぅ゛~~~~ッ♡♡♡」
 ビクンビクンビクンビクンビクンッ!!♡♡♡ ゾクゾクゾクゾクゾクウゥッ!!♡♡♡ 全身を激しく波打たせながら、敗北のおちんぽアクメを喫する空。悔しいはずなのに、屈辱的なはずなのに、一方で溜まった熱を解放するのが気持ちよすぎて、お口を丸く窄めたイクイク堪能顔で絶頂快楽を貪ってしまう。さらにチン負けした体が目の前の雄に対して勝手に舌を突き出して、レロレロぴちゃぴちゃと舌を絡めるラブラブキスのアクメ余韻まで楽しんでしまう体たらく。この瞬間だけ切り取れば、誰が見ても恋人同士の濃厚交尾だと誤認しただろう。
(ま、負けちゃったぁ……♡♡ こんな気持ちいい負けアクメ覚えちゃったら、俺……俺ぇ……♡♡)
「ふぅ~♡ 一本一本♡ 文句なしで儂の完全勝利じゃな♡」
 騎士としてあるまじきチン負け快楽を噛み締める空を見下ろし、満足そうに息を吐きながら身を起こす男。ねとぉ……♡ 白濁どころかメレンゲ状になった粘液をすくいながら、誇らしげに鍛え上げられた肉棒が持ち上げられる。
 黒光りする未射精マラは、穿るための蜜壺を求めてビクンビクンと激しい脈動を見せている。既に女を抱いた後だというのに全く衰えは感じさせず、むしろ硬さも太さも今宵最高潮。湯気が出そうな程に怒気立った種付け専用ちんぽに仕上がっていた。
「では……敗北した空殿には、屈服のちんぽキスをお願いしようかの♡」
「ひっ……♡」
 蕩けた表情でベッドに沈む空の眼前に、勃起猛々しい肉棒を突き付ける男。強さを分からせられたちんぽを前にして、あろうことか下腹がきゅん♡ と疼いてしまい、空は慌てて顔をそむけた。

(続きは製品版で)

製品版の購入はこちらから

エルフ騎士様恥辱の御夜伽。
人間の好色王に目をつけられ、寝室へと連れ込まれてしまったエルフ騎士の空。初心な体を目覚めさせるセクハラお触り。さらに卑猥な兜合わせ勝負までさせられて、毎晩求められる夜伽は激しさを増していく……。
BOOTH/DLsite/FANZA

記事URLをコピーしました