さよなら2019年。月影さんと武蔵君の、姫納め、姫始め♡
2019年大晦日にpixivに投稿したものです。月影さんと武蔵君の、ほのぼのエッチな年越し風景です。
月影「お肉と割り下があった所で食べ物を作れない(衝撃告白)」
「はーい、お待ち遠さ~ん!」
「うわぁ美味しそう!」
ぐつぐつと煮える割り下の中には、差しの入った美味しそうな牛肉を中心に、ネギ、ハクサイ、シイタケ、焼き豆腐、シラタキ等がぎっしりと詰め込まれている。武蔵が運んできたすきやきの鍋を覗き込み、月影は頬を綻ばせた。
コタツの中心に鍋を置き、二人で手のひらを合わせていただきます。溶いた卵の中に肉をくぐらせて口に運べば、甘辛い肉にまろやかさが絡まって、これぞご馳走といった味が口いっぱいに広がった。
「あぁ、やっぱり武蔵君が作ったご飯は美味しいなぁ」
「つっても肉と割り下は実家が送ってくれたんで、実質俺は野菜切っただけっすけどね」
「いいじゃないですか。私、お肉と割り下があった所で食べ物作れませんよ?」
「あ~確かに。月影さん、俺と結婚して良かったっすね~?」
「ふふ、本当にね」
武蔵と過ごす年末も、もう何度目になるだろうか。まだ上司と部下だった頃は、年を跨ぐ仕事で必然的に共に過ごす事が多かった。そして月影がリタイアしてからも、武蔵は時間をやりくりし、こうやって休みをとって一緒に年を越そうとしてくれる。曰く、「そりゃあ年越しは家族とやりたいでしょ」だそうだ。
いつもよりちょっと美味しいものを食べて、年末特番を眺めながら、二人でコタツに入ってのんびりと過ごす大晦日。ああ、幸せだなぁと、機嫌の良さそうな武蔵の横顔を見ながら考える。その上明日はといえば、影縫と仁亜が夜風を連れて新年の挨拶に来てくれるのだ。お年玉をもらってはしゃぐ夜風の顔を見るのが、今から待ち遠しくて仕方ない。思わずふふふ、と、笑い声が零れた。
「なーに笑ってんすか」
「だって、幸せじゃないですか」
「幸せで笑ってんの? 可愛すぎんだけど抱いていい?」
「もうこの年の瀬にやめて下さい!」
そして、こうやって軽口を言い合って、笑い合う。くしゃりと破顔する武蔵の表情を前に、ああ、幸せだなと、もう一度喜びを噛み締めた。
◆
「わ。もうこんな時間なんですね」
風呂から上がるとテレビでは、紅白歌合戦のエンドロールが流れていた。時計もあと十五分程で日を跨ぐ時間を指している。
「今年も何だかんだ、早かったっすね~」
先に風呂を済ませていた武蔵が、弄っていたスマートフォンを机に伏せ、そしてぷつんとテレビの電源を落とした。静寂が訪れた部屋の中、なんともなしに、武蔵の隣に腰を下ろす月影。
「月影さん」
濡れた髪の束に指が絡み、それから耳が撫でられた。あごのラインを確かめるように手のひらが滑り、それからちゅっと音を立てて、首筋に柔らかな感触が。くすぐったくて、思わず息を詰めてしまう。
「ん……何ですか、いきなり……」
「え? だって隣座ってきたし、いい匂いだし、そりゃ触るだろ」
さらに手のひらは下に降り、腰を抱き寄せて体を密着させる。首筋を啄む唇が、耳へと上り、ぴちゃぴちゃと音を立てて耳朶を舐り、さらには穴の中までも、湿った質量が侵入してくる。
「ん、んん……っ♡」
ぬち、ぬち、ぬち♡ 一定のリズムで、舌が出たり入ったり。水音と共に性感が刺激され、徐々に呼吸が乱れていく。たまらずくねってしまう腰には指が食い込んで、尻の丸みを不躾に揉みしだく。
「なぁ、キスしてぇ……」
敏感になった耳元で掠れた声を吹き込まれれば、腹奥がぞくぞくと粟立った。口の端を舐める舌に引き寄せられるように、武蔵の方へと顔を向け、自らも舌を差し出して口外で絡ませる。先っぽで擽ったり、舌面を擦り合わせたり、互いの舌を吸い合ったり。挑発的なキスによって唾液の糸が伝い、寝間着へと零れて染みを作っていく。
「は♡ はふ……♡ ぁ、んんっ……♡」
熱っぽく零れてしまう吐息を飲み込むように、いよいよ唇が触れ合った。
(きもちい♡ キス気持ちいい♡ 口の中武蔵君でいっぱいになってる♡ あぁ……だめ♡ だめ♡ おなかの奥ムズムズってしちゃう♡ えっちしたくなっちゃうぅ……♡)
上あごも下あごも歯列も舌も、全部を余すところなく愛されて、的を射たキスでいとも容易く体の発情スイッチを入れられてしまう。もじもじとすり合わせる太ももを咎めるように武蔵の膝が割り込んできて、疼く股の間をぐりぐりと捏ねられた。途端、堪らない快感が下半身を蝕んで、それをはねのける事なんて出来なくて、自らも腰を揺らしながら官能を味わってしまう月影。
「んっ♡ んぅ♡ ふ、ふぅう♡♡」
さらに、寝間着越しでも簡単に場所を探り当てられた胸の頂を、下から上へと優しく弾かれる。直接触られるのとはまた違うもどかしくて緩慢な性刺激。すぐにぴんぴんに尖ってしまった乳首を、布越しに何度も救い上げられて、さらに勃起を促進され、指が往復する度に甘ったるい電流が下腹部へと流れていった。
(おちんちん硬くなってる♡ おちんぽ欲しい♡ キスしながらおっぱい弄って、こんな硬くなったおちんちんでアピールしてくるのズルいよぉお♡♡)
いつの間にかさらに密着した下腹部で、互いのペニスがごりごりと擦られる。口内が蕩けそうな深いキスと、突き出た乳首を布ごとつまんで捏ねるおっぱい弄り、そして勃起の熱さと脈動が伝わってきそうな兜合わせまで……♡ 気持ちいい愛撫に心も体もきゅんきゅんとときめいて、すっかりとソノ気にさせられた所で、名残惜し気に舌と唇が離れていった。
「……やっぱ可愛すぎんだけど、抱いていい?」
鼻が触れ合うような位置で囁かれた言葉は、つい数時間前聞いたような字面だったけれど、その時とは、色も温度も湿度も音も、何もかもが違っていた。疑問形であるのはもはや形だけで、コチラを食う気満々の油断ならない瞳が、じっと目の奥を覗き込んでくる。熱っぽく色欲を滲ませたそれに射抜かれて、この人に抱かれたい、この人に組み伏せられたい、と、期待と興奮が体中を駆け巡る。衝動に従って、縋り付くように武蔵の背中に腕を回して力を込めた。
「もっ……そんなの、今更聞かないで下さいよぉ……っ」
◆
ぱちゅんっ♡ ぱちゅんっ♡ ぱちゅんっ♡ 薄暗く明かりを落とした室内に、生々しく肉がぶつかり合う音が鳴り響く。
「あ゛っ♡ あぁっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡♡」
真上から垂直に肉棒を打ち込むストロークで、股を大きく開いた月影のとろとろおまんこに、張り詰めた雄竿が潜り込んでは抜けていく。組み敷かれて、恥ずかしい格好で、一切抵抗出来ずに相手の腰振りを受け止める種付けプレスの体位が、実は月影は大好きだった。全て相手に委ねて、相手に征服されて、体の奥まで明け渡すこの感覚。そこから生まれる愛情とほんのちょっとの被虐心が、セックスの気持ち良さを何倍も盛り上げてくれるのだ。
「むさしくっ♡ むさしくんすきっ♡♡ あっ♡ んん゛っ♡♡ きもひぃ♡♡ あぁあっ♡♡」
「ん、トロトロになってて気持ちいな。俺もすっげ気持ちいい……♡」
大好きな相手への好意を全力でアピールするかのように、ねっとりと竿に絡みつく肉ヒダと、従順に奥まで開いてしまう腸壁の合わせ目。そんな専用メロメロおまんこを、カリ高の硬ぶっといペニスが何度も何度も引っかいていく。
「く、ひぃい♡♡ おなかっ、ごりごりってあたってるぅうっ♡♡ ひっ♡ んうぅっ♡♡ うぅ゛う゛ッ♡♡」
さらにどんどん奥まで潜り込む切っ先が、おちんぽ大歓迎の秘密のお口をノックした。とろっ♡ とろっ♡ ちゅっ♡ ちゅぽっ♡ 結腸口と鈴口とが触れ合っては離れる度に、濃厚な愛液が糸を引き合い、体の奥での卑猥なキスが繰り返される。
とんっとんっとんっとんっとんっ♡ ばちゅんっばちゅんっばちゅんっばちゅんっばちゅんっ♡♡
「あっ、あっ♡ あ♡ あ♡ あっあっあっあっあぁあ゛あ゛ぁッ!!♡♡」
リズミカルに、しつこく最奥を口説かれ続けて、綻んだ雄子宮の入り口が亀頭の侵入を許してしまった。勢いよく潜り込んできた先端が、トクントクンと息衝いているのをいっとう敏感な部分で感じ取り、持ち上げられた月影の内腿がかくかくと戦慄く。
「今日も月影さんの奥まで入っちゃったぁ……♡」
「はっ♡ はぁっ♡ ん、くうぅう……♡♡」
最奥で愛しい相手と繋がる快感に目を潤ませて感じ入っている。そんな月影の、汗で張り付く前髪を、武蔵がそっと掻き上げた。
「あ」
しかしそこで、何かに気づいたように顔を上げる武蔵。動きを止めて、窓の方向へと視線を投げる。
「……? な、に? っ♡ ねぇっ、はやく♡ ぁ♡ はやく、うごいてぇ……?♡」
今から最高に気持良くなれるといった所でお預けを食らう形となり、不自由な体勢ながらも、月影が精一杯腰をゆすって先を強請る。それだけで張り詰めた亀頭が結腸口を擦って、痺れるような快感をもたらした。セックスの事しか頭になくなってしまっているパートナーの様子にくすりと笑みを零し、武蔵が月影の膝裏を掴んだ。
「除夜の鐘鳴ってる」
「あ゛ッ……!♡♡」
そしてそのまま、ばちゅんっ!♡ と、大きく一打ち。強烈な刺激に足の指先まで突っ張らせる月影にはお構いなしで、何度も、何度も、最奥を亀頭で舐っていく。
「ひっ♡ ぁひっ♡♡ ん゛っ♡ ん゛う゛ぅ♡♡ ん~~~!♡ んぅ゛う~~~!♡♡」
「煩悩払う音聞きながら、こんな煩悩だらけの事してんの、ウケるよなぁ」
ちゅぽんっちゅぽんっちゅぽんっちゅぽんっ♡♡ ぬぼっぬぼっぶちゅんぶちゅんぶちゅんっ♡♡ おちんちんの先っぽが、一番弱くて気持ちいい部分を出入りする。少し息苦しくて、熱くて、でも腰から脳天までを突き抜けるような気持ち良さ。与えられる快感に大喜びする肉筒が、自分の中に居る大好きなペニスを揉みしだき、粘膜同士が絡み合う感覚がより一層月影の事を喘がせた。
「乳首すっげぇ勃起してる。恥ずかし♡」
「ひんンッ!!♡♡」
ぴんっ♡ 武蔵の指先が、物欲しそうに突き出る乳頭をいたずらに弾き上げた。ふっくらと膨らんでしまっているようにも見える乳輪を爪でくるくるとなぞり、それから勃起の根本を穿って存在を際立たせ、おちんちんをハメられると勝手に尖って発情アピールしてしまう恥ずかしいメス乳首を、下から上にゆ~っくり持ち上げて、ぴんっ♡ としならせる。それから今度は上から下に押し倒して、またぴんっ♡ としならせて……。指が通りすぎる度に大仰にびくつく体の反応と、より一層ぬかるんでいくおまんこ肉の熱さを楽しむ。
「月影さん、ここ、シコって欲しい?」
円柱状に隆起してしまった乳首をそっと指を添えながら、武蔵が問いかけた。もう十分奥まで入っているというのに、さらに腰を押し付けて押し込むようなちんぽハメと共に、摘まむか摘ままないかの微妙な力加減で勃起を撫でさする。さらに先を期待させる意地悪な焦らし方に堪らなくなった月影が、何度も首を縦にふりたくった。一度も触られていないくせに、我慢汁まみれでとろとろに濡れそぼっているペニスも、オネダリするようにいやらしく鈴口をひくつかせている。
「ちんぽみたいに扱かれてぇの? 腹の奥までずぽずぽってちんぽでほじくられながら、ちんぽより気持ちよくなれちゃうクリ乳首♡ シコシコってコかれて気持ちよくなりたい?」
「あぁっ……♡ なりたい♡ きもちくなりたいぃ……っ♡ おっぱい扱いてくらさい♡♡ おちんちんみたいにシコシコってして♡ もっとはずかしいちくびにシてっ♡♡ えっちな女の子イきさせて欲しいのぉっ♡♡」
腰を左右にくねらせながらの恥ずかしいオネダリは十分及第点だ。望み通りにきゅっと両乳首を摘まみ上げると、入り口と奥と両方の窄まりも、呼応するようにちゅうぅっと肉棒を吸い上げた。
乳輪の境目から、尖り切った先端まで、余すことなく指の腹で包み込んで扱き上げるストロークを繰り返す。乳輪は優しく撫でて甘やかすように、そしてコリコリとした先端は、指を左右に捻りながら引っ張って刺激強めにすり潰す。全部月影が大好きな触り方だ。
ペニス以上に快感を覚えるように仕込まれてしまったおっぱいを、左右同時に贅沢なシコシコを繰り返され、それだけでもう何も考えられなくなる程の悦びだ。しかも体の中心は熱い雄竿に串刺しにされ、カリ首で結腸の弁を引っかける、ねっとりとしたおまんこコキをされ続けているのだ。快感の電流が常に小さくスパークし、大きく足を開いて組み敷かれた状態ではなすすべもなく、堪え切れない性感がどんどんと積もっていく。足の指先がきゅっと丸まって、尻から腿にかけてが、兆しを見せ始めたアクメの予感にぶるぶると震えだす。
「んぅ……っ♡ あぁっ♡ これ、だめぇえ……!♡♡ んんっ♡ いっちゃう♡ おっぱいシコシコでイきそぉっ♡♡ おっぱいもおまんこもりょおほぉきもちいぃい……ッ♡♡」
雄優位の激しいセックスではなく、感じる部分をひたすら優しくマッサージされるようなおまんこ穿りとおっぱい扱き。ただただ気持ちよくて嬉しくて堪らなくて、尻を揺すりながら翻弄される事しか出来ない。
「……♡ このまま、深ぁい所で一発イっときましょっか♡ 気持ちよ~くイって心も体も全部開いちゃった所で、ちんぽで突きまくる本気のセックス始めような♡」
「そんなっ♡ そんなのぉ♡♡ えっちに、なりすぎひゃ♡ あぁっ♡♡ こんなきもちぃののあとにっ♡ ほんきでおちんぽズポズポされたらぁあ♡♡ ん゛っ♡ んひいぃ゛っ♡♡」
互いの下腹部に一切隙間が無くなる程根元まで肉棒を収めた武蔵が、小さな円を描くように腰を回し始めた。決して激しい動きでも大きな動きでもないのだが、血管の浮く竿が膣道全体に擦り付けられて、硬い感覚に前立腺がごりごりと刺激され、アツアツ亀頭が弱い所を捏ね回す、官能を余すことなく引きずり出すような動き。上下にシコシコされていたおっぱいも弱い部分のみを重点的に扱く動きに変化して、ペニスは互いの腹の間でねっちりとした動きに嬲られて、さらには唇が触れて舌が侵入してくる。そうやって感じる部分を全て弄ばれて、月影の目の前がちかちか明滅し始めた。感じる部分全てを弄ばれる快感は、筆舌に尽くしがたかった。
(イく♡ イくっ♡ もぉよくわかんない♡ きもちよすぎてよくわかんないのおっ♡♡ 武蔵君のおちんぽきもちいいっ♡ ゆびきもちいいっ♡ ベロもおなかもぜんぶきもちいぃいっ♡♡ もぉイくっ♡ ぜんぶイくっ♡ イくイくいくいくうぅうっ……!!♡♡♡)
「ッ~~~~~!!!♡♡♡」
月影の足が武蔵の背中を抱え込み、それと同時に全身ががくがくと痙攣し始める。おまんこはメスイキしながら愛しい肉棒をもみくちゃにして、腹に挟まれたペニスはびゅくびゅくと潮吹き射精を繰り返し、指にとらわれた乳首も最高に硬くなった状態でヒクついて、思う存分最高の愉悦を味わっている。そして絶頂している中でも止まらない、スケベなおまんこマッサージと唾液でどろどろのディープキスが、アクメ中の快感をさらに増幅させていく。最奥までずっぽりとペニスをハメ込んだままの気持ちよすぎる同時多発アクメを味わわされてしまっては、体はもはや目の前のおちんぽの言いなりだ。このおちんちんには敵いません♡ どうぞ思う存分種付けしてください♡ と、従順な雌穴に仕立て上げられてしまった。
「あ♡ ふあぁああ……♡♡ あ、はあぁっ……♡♡ はぁっ♡ はぁあ……んっ♡♡」
長々と尾を引く絶頂感がようやく落ち着いた頃には、月影の目は虚ろで、下肢にも力が入らない状態になっていた。真っ赤に茹だった頬に髪の筋が流れ、何とも蠱惑的な光景だ。重たい絶頂を味わったアナルがきゅんきゅんと甘えてくるのを感じながら、武蔵が腰を持ち上げていく。
「ひんっ♡ ひうぅぅうっ……!♡♡」
ぬろろろろおぉぉ~~~~~……♡ イきたてで敏感な肉ヒダが、未だ硬度を保ったままのペニスで扱きあげられて、月影が切ない鳴き声を零した。
「ん~っ♡ んうぅ~~~っ♡ ッ~~~~~!♡♡」
ぷちゅううぅぅぅ~~~~~……♡ そして抜けそうになった所から、奥まで滑らかに挿入するおちんぽハメ。ふわふわに耕されたおまんこは何の抵抗もなく雄竿を咥え込み、どうぞ種付けしてください♡ と、とろとろの肉筒を健気に蠢かせている。
そんな、余韻に浸るおまんこを宥めるような腰使いを数度繰り返した後、いよいよ武蔵が勢いよく腰を落とした。
「お゛ッ♡♡ あっ♡ あ゛ッ♡♡ あっ♡ あぁ゛っ♡ んうぅう゛ッ♡♡♡」
丸出しの無防備おまんこに、これ以上なく怒張した肉棒が出たり入ったり。根本まで打ち付ける度に粘着質な音が鳴り、腸液と我慢汁とか混ざり合った愛液が飛沫を上げ、シーツに卑猥な染みを作っていく。
「らめっ♡ こえらめえっ!♡♡ いくっ♡ またいくっ♡♡ ひあぁあッ♡ いっひゃううのお゛ぉッ!!♡♡」
おちんぽに屈伏してしまったおまんこはまるで抵抗力が無くて、数突き奥を穿たれれば、たちまち絶頂へと上り詰めてしまう。
「あぁあっ♡ むさしくんっ♡ とめてっ♡ とめてえぇっ♡♡ イきすぎひゃうからあっ♡♡ おまんこへんになっちゃう゛うぅ゛……!!♡♡♡」
「イきすぎていーよ♡ 俺のちんぽで変になって♡」
月影の懇願は聞かぬまま、武蔵が奥へ奥へとペニスを突き入れる。結腸が亀頭をしゃぶり続ける音がじゅぱじゅぱと鳴り響き、どれほど深く繋がっているのかが目に見えなくても音で分かる程だ。
「んん゛ん゛っ♡ んお゛っ♡ あ゛ッ♡ くうぅ゛うっ♡ ん゛っ♡ あ゛っ♡ あぁあ゛ッ♡♡」
もはや言葉が出なくなり、喘ぎ続けながら甘イキを繰り返す月影に対しての、容赦のないおちんぽ使い。胎内のペニスが膨らみ始め、腰振りも早くなり、交尾穴になったおまんこに種付けの予感を告げている。
ずこずこずこずこずこずこずこっ!♡♡ ばちゅんばちゅんばちゅんばちゅんばちゅんばちゅんばちゅんっっ!♡♡
「はぁッ♡ イきそ……っ!♡ つきかげさんっ♡ イくから奥までちゃんと開いて?♡ 俺のザーメン全部飲んでっ♡ 奥の口で全部受け止めてっ♡♡ あっ、イく♡ い゛、っく……!!♡♡」
体をきゅっと抱きすくめながら、余裕のない声で絶頂間近を宣言する武蔵に、きゅうんと心が締め付けられた。と、同時にひときわ大きく竿が膨らんで、びくんっ、びくんっ♡ と、全体が痙攣し始める。
(くるっ♡ くるっ♡ 種付けきそうになってるっ♡♡ 大好きなザーメンくるっ♡♡ こんなの絶対イっちゃう♡ 受精イきするッ♡♡ あっ♡ あっ♡♡ おちんちんビクビクってしてる♡ せーえき、きちゃううぅ……!!♡♡♡)
むちゅうぅぅうううッ♡♡♡ 最後は結腸口と亀頭がべっとりとキスした状態で、いよいよ種付けザーメンが迸る。
びゅるるるるるる~~~~~っ♡♡ びゅるっ♡ びゅるるるるッッ♡♡ びゅくんっびゅくんっ♡♡
「んんん゛ん゛ん゛ッ!♡♡ んうっ♡♡ んああ゛あぁっ!♡♡♡ いくっ♡ いっへるッ!♡♡ むさしくんのおちんちんでイってりゅうぅっ!!♡♡♡ あ゛っ♡ おぉ゛おッ♡♡ たねつけ♡ たねつけきもひいぃっ!♡♡ たねつけあくめ、きもひいぃのおぉ゛っ……!♡♡ ひ、ッくうぅぅう……ッ!♡♡」
「ッ♡ つきかげさんっ♡♡ すきっ♡ おれもきもちいいっ♡♡ はあっ♡ や、っば……!♡♡ すっげ出てるっ♡♡ っんん……!♡♡ ちんこ溶けそぉッ……!♡♡」
大好きな相手の汗の匂いと体温にすっぽり体を包まれて、熱い種付けザーメンを受け止めながら、頭が真っ白になるような絶頂感を堪能する。それはこの上ない悦びだった。
ピークが過ぎ、徐々にしぼんでいく胎内の質量すら愛おしい。きゅっきゅっと肉筒を締め付けて、尾を引く余韻の感覚すら、最後の最後まで味わい尽くした。
そして互いの呼吸が落ち着き始めた頃。のっそりと身を起こした武蔵が、小さく笑い声を零した。
「……ヤってる間に年明けてた」
彼が見せてきたスマートフォンのロック画面には、0時30分の文字が。そういえば、先ほどまでは気づかなかったが、最中武蔵が口にしていた除夜の鐘の音も確かに耳に届いている。冷静になった途端、なんだかとてつもなく気恥ずかしくなってきて、月影は大きなため息とともに手のひらで顔を覆い隠した。
「ッはあぁぁ~~~……なんって年の越し方を……」
「いーんじゃないっすか? 姫納めと姫始め両方いっぺんに出来たし、なんか縁起良さそうで」
「これって縁起がいいものなんですか……?」
「わかんね。ま、いーじゃんどうでも。今年も元気に年を越せましたって事で」
確かに、元気でないとこんな年の越し方は出来ないな、と、武蔵の言葉に妙に納得してしまう。そんな中、萎えたペニスが退散していく感覚があり、まだまだ落ち着かない腰がぴくんと跳ねた。その反応に嬉しそうに口角を緩めた武蔵が、布団をかぶり直して月影を抱きしめる。
「ちょっと、後始末……」
「うん。もーちょいこうしてから」
後孔からとろとろと逆流する感触が落ち着かないのだが、幸せそうに身を寄せてくる武蔵の顔を眺めていると、無下にも出来なくなってくる。しばし逡巡した後、結局月影は何も言わず、こてんと彼の肩口に顔をうずめる事で返事をしたのだった。
優しい指先が、頬を撫でる。
「月影さん、今年も一緒に居られて嬉しい」
「……はい、私もです」
「これからもずっと一緒に居るからな。安心してろよ」
「……うん」
「明けましておめでとう。今年もよろしくな」
「ふふっ……こちらこそ、よろしくお願いします」
セックスの後、グズグズになりながら新年の挨拶をしているこの状況がなんだかおかしくて、月影は思わず笑ってしまった。そんな彼の唇に、ふわりと柔らかな温かさが重なったのだった。